介護プロフェッショナルキャリア段位制度
介護職員資質向上促進事業
内閣府による「実践キャリア・アップ戦略キャリア段位制度実施事業」が平成26年度で終了し、平成27年度からは、厚生労働省に移管され「介護職員資質向上促進事業」として実施されています。
介護職員資質向上促進事業は、介護事業所・施設内におけるOJT(On-the-Job Training)を通じて介護職員の実践的な職業能力の向上を図りつつ、その能力を評価・認定することにより、介護事業所等における人材を育成することを目的とした事業です。
介護職員資質向上促進事業に関するお問い合わせ
厚生労働省老健局振興課人材研修係
電話:03-5253-1111(内線3936)
介護プロフェッショナルキャリア段位制度とは
「キャリア段位制度」は、成長分野における新しい職業能力を評価する仕組みであり、企業や事務所ごとにバラバラでない共通のものさしをつくり、これに基づいて人材育成を目指しています。
レベル | 分野共通の考え方 | 介護プロフェッショナル |
---|---|---|
7 | その分野を代表するトップ・プロフェッショナルの段階 | |
6 | 多様な生活障害をもつ利用者に質の高い介護を実践 介護技術の指導や職種間連携のキーパーソンとなり、チームケアの質を改善 | |
5 | プロのスキルに加えて、特定の専門分野・業種における更に高度な専門性を持つ、あるいは、その人の独自の方法が顧客等から認知・評価されている段階 | |
4 | 一人前の仕事ができることに加え、チーム内でリーダーシップを発揮することができる段階 | チーム内でのリーダーシップ (例:サービス提供責任者、主任等) 部下に対する指示・指導 本レベル以上が「アセッサー」になれる |
3 | 指示等がなくても、一人前の仕事ができる段階 | 利用者の状態像に応じた介護や他職種の連携等を行うための幅広い領域の知識・技術を習得し的確な介護を実践 |
2 | 一定の指示のもとに、ある程度の仕事ができる段階 | 一定の範囲で、利用者ニーズや、状況の変化を把握・判断し、それに応じた介護を実践 |
基本的な知識・技術を活用し、決められた手順等に従って、基本的な介護を実践 | ||
1 | エントリーレベル 職業準備教育を受けた段階 | 初任者研修により、在宅・施設で働く上で必要となる基本的な知識や技術を修得 |
介護プロフェッショナルキャリア段位制度の取組状況
国家戦略・プロフェッショナル検定
介護サービス施設・事業所数
施設・事業所数(基本票) | ||||
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通所介護 | 平成27年(2015) | 平成26年(2014) | 対前年 | |
増減数 | 増減率(%) | |||
43,406 | 41,660 | 1,746 | 4.2 | |
出典:厚生労働省(各年10月1日現在) |
通所介護におけるアセッサーとレベル認定者
エリア | アセッサー (2016年12月13日現在) | レベル認定者 (2016年12月28日現在) |
---|---|---|
全国 | 2,214名 | 244名 |
大阪府 | 110名 | 10名 |
西成区 | 9名 (デイサービス昭和館 2名) | 1名 (デイサービス昭和館 内部評価実施中) |
出典:一般社団法人シルバーサービス振興会 |
介護プロフェッショナルキャリア段位制度に関するお問い合わせ
一般社団法人シルバーサービス振興会キャリア段位事業部
電話:03-5402-4882
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」の構想
認知症を知り地域をつくるキャンペーン
2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。
厚生労働省の「認知症を知り 地域をつくる10ヵ年」の構想のもと、認知症の方とそのご家族を地域の中で支える「地域づくり」をめざしています。民間の有識者や団体を中心とした「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の支援をうけ、平成17年度から全国で展開されています。
みんなで認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域を築いていく運動を推進しています。
認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議宣言
- わたしたちは、認知症を自分のこととしてとらえ、学びます。
- わたしたちは、認知症の人の不安や混乱した気持ちを理解するよう努めます。
- わたしたちは、認知症の人が自由に町に出かけられるよう、応援します。
- わたしたちは、認知症の人や家族が笑顔で暮らしていけるよう、いっしょに考えます。
- わたしたちは、市民や企業人としてできることを行い、安心して暮らせる町づくりをめざします。
認知症サポーター100万人キャラバン
私たちデイサービス昭和館のスタッフは、認知症に対して正しく理解し、偏見をもちません。
認知症の人やそのご家族を温かい目で見守ります。
地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携のネットワークづくりに寄与します。
デイサービス昭和館のスタッフは大阪市キャラバン・メイトとして登録し、活動に参加しています。
認知症サポーターおよびキャラバン・メイトに関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 地域福祉課(大阪市キャラバン・メイト事務局)
電話:06-6765-7273
認知症サポーターの養成と活動の支援
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)では、認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。
認知症サポーターの養成と活動の支援について、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置いています。
デイサービス昭和館は、事業所の休業日に施設の一部を提供し、社会貢献の一環として、認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
オレンジカフェ昭和館では、ボランティア活動としてお手伝いしてくださる方を受け入れしています。
認知症サポーター養成講座を修了して、認知症サポーターとして活躍の場をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。