緊急事態宣言
緊急事態宣言
2020年4月7日、政府により、大阪府全域を対象として、基本的対処方針に基づく期間(令和2年4月7日~5月6日)について、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が発せられました。
大阪府では、生活の維持に必要なものを除くすべてのイベントについて、規模や場所に関わらず、開催の自粛を要請しています。(特措法第24条第9項)
今回の改正特措法は、政令で2021年1月末までが適用期間とされています。
【大阪府】「緊急事態宣言」発令を受けた更なる措置の実施について
「緊急事態宣言」発令を受けた更なる措置の実施について 令和2年4月7日(pdf) |
居宅訪問見守り活動自粛のお知らせ
【COVID-19感染拡大防止】居宅訪問見守り活動を自粛します。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため居宅訪問見守り活動を自粛しています。
イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ
イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ(厚生労働省)
イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ(厚生労働省)令和2年2月20日(pdf) |
今、府民の皆様に知ってほしいこと
【大阪府】今、府民の皆様に知ってほしいこと
認とも
認ともとは
厚生労働省は、介護する家族の不安や悩みに応える相談機能の強化・支援体制を充実させるために、認知症施策の推進として、初期集中支援チームの関与による認知症の早期診断・早期対応や、地域支援推進員による相談対応、認知症カフェの設置やボランティアによる認知症の人の居宅訪問(「認とも」)等を推進するとしています。
集う場(認知症カフェ等)におけるボランティア活動に参加している人の中で、認知症の人やその家族と友人関係を築いた後に、認知症の人のご自宅へ伺って、悩み事を聴いたり相談に乗ったりする等、孤立予防や介護負担感の軽減を図るための支援を行う人のことを「認とも」といいます。
全国的に認知症カフェが広がりを見せているといっても、増え続けている認知症高齢者の数に対して、集う場(認知症カフェ等)の開催場所の数や開催の回数は追いついていないのが現状です。
大阪市内の集う場(認知症カフェ等)は、その大半が開催する曜日や時間帯を決め、月に1回程度の開催ペースで運営されています。
認知症の人やその家族の事情によっては、開催日時に参加できないことがあるかもしれません。
あるいは、お住いの場所から通うことができる範囲には、開催している認知症カフェが存在しないのかもしれません。
そういった背景もあり期待されるのが認ともですが、認知症の人のご自宅を訪問して話し相手になるには、 認知症に関する正しい知識が必要になることはもちろんですが、認知症の人やその家族との関係性が良好なことも前提となります。
ここで大切になるのが、専門職や複数のスタッフが居合わせる集う場(認知症カフェ等)という空間とは違って、認知症の人のご自宅であるということです。
認ともは、認知症地域支援推進員が認知症カフェのスタッフの中から適任者を選定するようですが、認ともの役割を果たしていくには、実際のところ、事前の準備や心づもりが相応に必要となります。
そして、ご自宅へお伺いするのですから、プライバシー保護・個人情報保護を求められるということも忘れてはなりません。
認ともの育成
厚生労働省は、認とも(認知症カフェ等を通じて顔馴染みになったボランティアの中から一定の資質を有する者)が、認知症地域支援推進員の企画・調整の下、認知症の人の居宅を訪問して、一緒に過ごす取り組みを新たに実施するとしています。
認知症の人の地域支援体制の充実と認知症になっても安心して暮らせるまちづくりのために、認知症サポーターの上級者を育成する研修は不可欠な事業となっています。
認知症サポーター養成講座を修了して認知症サポーターの証となるオレンジリングが授与された方の中で、ボランティア活動の展開を目指している方には、さらなるステップアップの道も拓けます。
認知症サポーターキャラバンのホームページで認知症サポーター復習用サイトが公開されていますので、ぜひ活用してください。認知症サポーターがWeb上で「認知症サポーター養成講座」の復習を行うことを目的として作成されており、認知症サポーター(キャラバン・メイト含む)のみ閲覧が可能となっています。
活動地域あるいは近隣地域で開催している集う場(認知症カフェ等)に参加して、認知症の人やその家族とコミュニケーション図ってみましょう。
地域で開催される認知症サポーターステップアップ講座を受講してみましょう。
講座は、認知症サポーターステップアップ講座用のテキストと教材に沿った内容で構成されますが、その他、地域や対象者に応じて、地域の実情にあった「地域支援・生活支援」や「認知症サポーターの活動」等の項目を盛り込むこととされています。
認ともは、認知症地域支援推進員が適任者を選定するとされています。
集う場(認知症カフェ等)、連絡会、交流会などに参加して、認知症地域支援推進員と情報交換しておきましょう。
認知症サポーターステップアップ講座(認知症サポーター上級者育成)
厚生労働省は、認知症サポーターが様々な場面で活躍することに役立つ認知症サポーター上級者育成講座の開催を推進しています。
認知症サポーターステップアップ講座は、地域で活動できる認知症サポーター上級者を育成することを目的としており、従来の認知症サポーターからステップアップするための講座です。
認知症サポーターステップアップ講座について
認知症の人の地域支援体制の充実と認知症になっても安心して暮らせるまちづくりのために、認知症サポーターのステップアップ研修は不可欠な事業となっています。従来の認知症サポーターからステップアップした地域で活動できるサポーターを育成しています。
認知症サポーターステップアップ講座教材について
認知症サポーターステップアップ講座では、NPO法人地域ケア政策ネットワーク全国キャラバン・メイト連絡協議会が発行している認知症サポーターステップアップ講座教材を使用します。
認知症サポーターステップアップ講座 教材1 正誤表
認知症サポーターステップアップ講座教材 | ||
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教材 1 | 認知症の理解を深める | 認知症の種類と特徴 |
認知症の症状を理解するための脳機能の基礎知識 | ||
認知症の人に現れる症状 原因と対応 | ||
若年性認知症の理解と支援 | ||
教材 2 | 認知症の発症リスクを減らす | 軽度認知障害(MCI) |
認知症発症リスク 生活習慣病・低栄養・閉じこもり・運動習慣 | ||
高齢期の服薬知識 ─認知症薬との関係─ | ||
教材 3 | 認知症サポーターの活動事例 | 認知症サポーターの活動は地域の財産 |
認知症サポーターステップアップ講座の開催スケジュールは、最寄りの市区町村事務局(サポーター講座実施主体)までお問い合わせください。
自治体事務局連絡先(サポーター講座実施主体) http://www.caravanmate.com/office/ |
大阪市キャラバン・メイト事務局
大阪市西成区出城2丁目5番20号 大阪市社会福祉研修・情報センター3階
電話:06-4392-8188
認ともによる居宅訪問
介護する家族の不安や悩みに応える相談機能の強化・支援体制の充実
厚生労働省では、介護者への支援を行うことが認知症の人の生活の質の改善にも繋がるとの視点に立って、特に在宅においては認知症の人のもっとも身近な伴走者である家族などへの支援を進めています。
居宅訪問による見守りボランティア活動
オレンジカフェ昭和館では、認知症カフェに集う人々の協力による見守り活動を展開させていく取り組みのひとつとして、認知症カフェを通じて顔馴染みになったスタッフが、認知症の人の居宅を訪問して一緒に過ごすボランティア活動を自主的に実施しています。
認知症カフェ運営スタッフの居宅訪問による見守りボランティア活動 | |
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目的 | 介護家族の負担軽減と心の安定を図り在宅介護を支えます。 |
対象者 | オレンジカフェ昭和館(認知症カフェ)を通じて顔馴染みになった認知症の人 |
活動地域 | 西成区橘地域および近隣地域 |
訪問者 | オレンジカフェ昭和館の運営スタッフ (西成区キャラバン・メイト連絡会) |
内容 | 話し相手や見守りを行います。身体介護は原則行いません。 |
観察・評価 | 認知機能、生活機能、行動・心理症状、家族の介護負担度のチェック (初期認知症徴候観察・認知症行動観察) |
費用 | 無料 |
申込方法 | オレンジカフェ昭和館のご利用時にお申し出ください。 |
加入保険 | ボランティア活動保険 |
危険因子の関連症状、境界徴候の関連症状、中核症状(記憶・見当識)の関連症状、行動・心理症状(BPSD)の関連症状など、観察できた症状を評価してアセスメントを行うことは、ケアの質の向上につながります。
認知症地域支援推進員による医療・介護等の有機的な連携の推進
認とも |
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認ともは、初期認知症徴候観察あるいは認知症行動観察による評価スケールのトータルスコアと内訳を、認知症地域支援推進員へ引き継ぎます。
認知症地域支援推進員 |
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認知症地域支援推進員は、認知症の人やその家族が、状況に応じて必要な医療や介護等のサービスが受けられるよう関係機関へのつなぎや連絡調整の支援をしています。
認知症専門医療機関 | 介護サービス事業所 |
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大阪市では、保健・医療・福祉機関などと連携を図りながら、認知症疾患に関する鑑別診断や周辺症状と身体合併症に対する急性期対応、専門医療相談などを実施しています。
認ともボランティア活動に係る経費について
認ともボランティア活動は、認知症総合支援事業の認知症地域支援・ケア向上事業です。
平成28年3月7日開催の全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料についてのQ&Aの中に、認知症の人やその家族に対する支援体制の充実等について、認ともボランティア活動に係る経費について述べている記載があります。
“認知症カフェ等を活用したボランティアによる居宅訪問(「認とも」)は、あくまでもボランティアを想定しているのか。”という問いに対して、“認知症カフェを通じて顔なじみになったボランティアで一定の資質を有する者が、認知症地域支援推進員の企画・調整の下、認知症の人の居宅を訪問して、一緒に過ごす取組(「認とも」)を行う場合に、それに係る経費 (訪問に対する謝礼や交通費、必要物品等)は認知症地域支援・ケア向上事業の対象とできることとしている。”と答えています。
引用:全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議(平成28年3月7日開催)資料についてのQ&A
厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室(内線3974)
厚生労働省老健局振興課地域包括ケア推進係(内線3982)
居宅訪問(認とも)活動事例収集
認知症カフェの発展的活用事例について、居宅訪問(認とも)に類似する活動や先駆的事例について聞き取り調査を行い、その内容について成果物冊子として事例集を作成し広く共有することで、波及的な広がりに貢献します。
「認知症カフェ実施状況自治体調査」から得られた情報や認知症カフェの実態に関する調査研究事業委員会での助言をもとに、事例実施自治体や団体7ヶ所(岡山県真庭市、広島県東広島市、新潟県新発田市、東京都北区、長崎県長崎市、熊本県錦町、熊本県荒尾市)においてヒアリング調査を実施しています。
認ともボランティア活動事例報告
オレンジカフェ昭和館スタッフによる認ともボランティア活動の事例を一部ご紹介します。
認ともボランティア活動の事例報告(オレンジカフェ昭和館) | |
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事例4 | 対象者:アルツハイマー型認知症の高齢者(認知症カフェ利用あり) 訪問先:認知症の人の自宅(独居) 移動手段:オレンジカフェ昭和館より徒歩 訪問者:対象者と顔馴染みのキャラバン・メイト(2名) 活動内容:話し相手と見守り |
家族は他市に住んでいて、一人暮らしの親を心配している。 本人は住み慣れた地域での在宅生活を望んでいるが、独りで居ると寝ていることが多い。 孤立予防のための見守りなどを目的として居宅訪問している。 | |
事例3 | 対象者:アルツハイマー型認知症の高齢者(認知症カフェ利用あり) 訪問先:認知症の人の自宅(独居) 移動手段:オレンジカフェ昭和館より自転車(徒歩圏内) 訪問者:対象者と顔馴染みのキャラバン・メイト(2名) 活動内容:話し相手と見守り |
家族が近所に住んでいる。 その家族も高齢で介護保険サービスを利用している状態である。 家族の介護負担感の軽減を図ることを目的として居宅訪問している。 | |
事例2 | 対象者:アルツハイマー型認知症の高齢者(認知症カフェ利用あり) 訪問先:病院(入院病棟) 移動手段:オレンジカフェ昭和館より自動車 訪問者:対象者と顔馴染みのキャラバン・メイト(2名) 活動内容:お見舞いと話し相手 |
家族は事情があって頻繁には面会に行けない。 病室でひとりの時間が長いため認知症の進行やADLの低下が心配されている。 本人の気分転換や病室での様子を家族へ伝えることなどを目的として面会に伺っている。 | |
事例1 | 対象者:アルツハイマー型認知症の高齢者(認知症カフェ利用あり) 訪問先:認知症の人の自宅(独居) 移動手段:オレンジカフェ昭和館より自転車(徒歩圏内) 訪問者:対象者と顔馴染みのキャラバン・メイト(2名) 活動内容:話し相手と見守り |
有料老人ホームに住んでいる。 意思疎通が困難になってきており、部屋に閉じこもりがちである。 他者との交流がほとんどないため、コミュニケーションを図ることを目的として居宅訪問している。 |
認ともボランティア活動のPDCAサイクル
PDCAサイクルを通じて認ともボランティア活動の実効性を向上します。
認ともボランティア活動の成果と課題・今後の取り組み(オレンジカフェ昭和館) | |||
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2018年度 | |||
Plan 計画 | 活動を展開する。 事例をまとめる。 | ||
Do 実行 | 関係を維持する。 居宅へ訪問する。 | ||
Check 評価 | 成果 | キャラバン・メイトの活動支援を実践することができた。 | |
課題 | 認ともに対するフォローアップが充分ではない。 | ||
Action 改善 | 認ともを育成するキャラバン・メイトの活動支援を継続する。 | ||
2017年度 | |||
Plan 計画 | 活動を継続する。 事例をまとめる。 | ||
Do 実行 | 関係を構築する。 居宅へ訪問する。 | ||
Check 評価 | 成果 | 認知症サポーターステップアップ講座を開催することができた。 | |
課題 | キャラバン・メイトの活動支援が充分ではない。 | ||
Action 改善 | 認ともを育成するキャラバン・メイトの活動支援を実践する。 | ||
2016年度 | |||
Plan 計画 | 活動を開始する。 事例をまとめる。 | ||
Do 実行 | 顔馴染みになる。 居宅へ訪問する。 | ||
Check 評価 | 成果 | 対象者が利用している訪問介護事業所のヘルパーと連携できた。 (ヘルパーと認ともが対象者の観察情報を共有する) | |
課題 | 認知症サポーターステップアップ講座の開催がない。 (認知症サポーター上乗せ講座の事業計画が具体化されていない) | ||
Action 改善 | 認ともを育成する。 |
認知症サポーターカード
私は認知症サポーターです。
平成29年4月1日から、認ともボランティア活動には認知症サポーターカードを携帯します。
プライバシー保護・個人情報保護
見守りボランティア活動を実施するにあたり、個人情報保護法の規定を踏まえ、認知症の人およびその家族のプライバシー保護・個人情報保護について万全を期するとともに、正当な理由なく居宅訪問による見守りボランティア活動を通じて知り得た秘密を漏らすことはありません。
オレンジカフェ昭和館の運営スタッフは、ボランティア活動保険に加入しています。
「認知症カフェ」と「認とも」を考える全国セミナー
平成28年度厚生労働省老人保健健康増進等事業
新オレンジプランで位置づけられた「認知症カフェ」および新たな取り組みである「認とも」の課題と現状そしてこれからについて考えます。
認知症カフェや介護者交流会の企画・運営等に携わっている方、関心のある方ならどなたでも参加できます。
「認知症カフェ」と「認とも」を考える全国セミナー | |
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開催日時 | 平成29年3月8日(水)14:20~18:00(14:00受付開始) |
会場 | 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F) |
定員 | 先着500名 |
参加費 | 無料 |
「認知症カフェ」と「認とも」を考える全国セミナーに関するお問い合わせ
社会福祉法人東北福祉会 認知症介護研究・研修仙台センター 研究事業室
電話:022-303-7556
認知症カフェ交流会
認知症カフェが生み出すネットワークづくりと地域連携の強化
オレンジカフェ昭和館には、これから認知症カフェを始めてみたいと考えている人、まだ認知症カフェを始めたばかりの人、認知症カフェを開催していて他の認知症カフェの運用を参考にしたい人など、色んな人が足を運んでくださいます。市内他区からお越しになる人もいらっしゃいます。
認知症の人やその家族を中心に、介護・福祉に関わる専門職の人も集まります。
地域の人や専門家が、相互に情報を共有し、お互いを理解し合うことはとても大切なことです。
認知症カフェで出会うことによって、地域の人との交流、介護・福祉・医療などの支援機関の連携が生まれることを歓迎しています。
そして、認知症カフェを継続開催していくことで、交流や連携がより深まることに期待しています。
認知症カフェ相互交流会(認知症カフェ情報交換会)
オレンジカフェ昭和館では、区内外の認知症カフェと相互交流を図り、運営者およびスタッフの皆様と情報交換をさせていただいております。
地図上にオレンジカフェ昭和館を中心として半径10kmの円を描くてみると、オレンジカフェ昭和館と、皆様がお住まいの地域や、その周辺にある認知症カフェとの位置関係がわかりやすいですね。
この円の10km地点辺りで認知症カフェを運営されている方々がお越しになったこともあります。
そして、オレンジカフェ昭和館のスタッフも他区の認知症カフェを訪問させていただいております。
オレンジカフェ昭和館を中心とした半径10kmのエリアマップ
各区の認知症カフェのご様子を見聞きして、認知症カフェ運営の参考にさせていただいております。
お越しの際に、皆様の地域にある認知症カフェのチラシをご持参いただければと思います。
認知症カフェの相互交流に関心をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
認知症カフェ専門職勉強会
オレンジカフェ昭和館では、認知症の人やその家族に対する支援の推進を目的として、専門職の人が参加する勉強会を認知症カフェの閉店後に第2部として開催しています。
お気軽にお問い合わせください。
平成29年度 認知症カフェ専門職勉強会 | |
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テーマ | 「介護・福祉・医療などの支援機関の連携について」 |
開催場所 | オレンジカフェ昭和館(大阪市西成区松3-5-25) |
開催日時 | 毎月第4日曜日の16:00~17:30 認知症カフェ閉店後に同じ場所で開催します。 (開始時間が16:00を過ぎる場合があります) |
対象者 | 認知症の人やその家族を支援する医療や介護の専門職 |
持ち物 | 筆記具 名刺をご持参ください。 |
参加費用 | 当日の認知症カフェに参加された人は無料 第2部(専門職勉強会)のみ参加される人は実費負担(100円) |
参加申込 | お問い合わせください。 |
備考 | 認知症サポーターステップアップ講座の開催がある日は、講座の運営を優先します。 |
大阪市域認知症カフェ交流会
大阪市域認知症カフェ交流会 | ||
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日時 | 平成28年3月9日(水)14:00~16:00 | |
場所 | 大阪市社会福祉研修・情報センター4階(大阪市西成区出城2-5-20) | |
対象 | 「認知症カフェ」開催状況提供書の届出がある団体 | |
定員 | 1団体3名迄(カフェで活動するボランティア含む) | |
内容 | 1 | 大阪市の認知症施策と認知症カフェについて 大阪市福祉局高齢施策部高齢福祉課 松本光司 係長 |
2 | 第1部 「本人・家族支援の理解」講座 講師 松本一生 先生(北エリア嘱託医・認知症サポート医) | |
3 | 第2部 「交流会・情報交換会」 スーパーバイザー 松本一生 先生(北エリア嘱託医・認知症サポート医) (1)大阪市内の認知症カフェ紹介 (2)参加者同士の交流・情報交換 | |
4 | その他 |
認知症多職種協働研修
認知症ケアに携わる多職種協働研修の推進
認知症施策推進5か年計画促進支援メニュー事業のひとつとして、医療も介護も生活支援の一部であることを十分に意識し、医療と介護等が相互の役割・機能を理解しながら、統合的なケアにつなげていくため、認知症ケアにおける多職種協働の重要性等を修得する認知症多職種協働研修が実施されています。
なお、研修の実施に当たっては、地域の実情に応じて、本研修の実施が可能であると実施主体の長が認めた講師のもとで、標準的なカリキュラムに基づき実施されます。
認知症多職種協働研修の標準的なカリキュラム | |||
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達成目標 |
1 認知症の人のニーズを捉える「2つの視点」を学び、多職種協働の大切さに気づくこと 2 多職種協働のプロセスを理解し、実際の多職種協働の実践に結びつけること 3 認知症ケアの理念・目的を多職種間で共有し、医療と介護を含む統合的な認知症ケアを提供できること | ||
単元 | 単元1 | 「認知症ライフサポートモデル」の考え方 | 70分 |
単元2 | それぞれの役割とチームケア | 50分 | |
単元3 | 演習(グループワーク) | 120分 | |
合計 | 240分 | ||
資料:厚生労働省老健局 |
在宅医療・介護連携推進事業について
医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けていくためには、地域における医療・介護の関係者が連携して、包括的かつ継続的な在宅医療・介護を提供することが重要です。
大阪市では、多職種協働により在宅医療と介護を一体的に提供できる体制を構築するため、医師会等と連携しながら、医療機関と介護事業所等の関係者の連携を推進しています。
認知症ケアパス
地域における認知症ケアパスの策定
自治体/介護保険者ごとに認知症ケアパスを作成するということは、地域の特徴をベースにして地域住民の声や要望等を踏まえながら社会資源を整備していくことであり、自治体/介護保険者が、各々の地域福祉の方向性を握る大事な役目を担っていることがわかります。
とはいっても、認知症に関わるサービスをこれから作っていこうというわけではありません。
それぞれの地域においてすでに医療、介護、福祉の現場やボランティア、地域住民、民生委員等が、様々な事業、取組みを通じて認知症の人の生活を支えています。
認知症ケアパスの策定において自治体/介護保険者に求められているのは、これまで地域で培われてきた「認知症の人を支える取り組み」を整理し、認知症の人やご家族、地域住民に対して、認知症の生活機能障害に応じて体系的に紹介すると同時に、それぞれの支援の内容をわかりやすく示し、今後ますます増加すると見込まれる認知症の人を地域でいかに支えていくかを明示することです。
認知症は、進行と同時に身体機能も低下していく傾向が見られます。つまり、疾患の進行にともなって、必要となる支援が徐々に異なっていきます。そのため、地域で認知症の人の生活を支えるには、現段階でどこの地域に、どういった生活機能障害をお持ちの認知症の人が何人いて、どういったサービスを利用しているのか、今後疾患の進行に合わせ、どういったサービスや支援が必要になるかを踏まえながら社会資源を整備していく必要があります。
今後、ますます増加する認知症の人を支えていくために、地域福祉を担う自治体/介護保険者がまとめ役となり、地域に足りない社会資源があれば充足をし、過剰な社会資源は新規整備を抑制したり、不足しているサービスへの切替えを検討するなどして、地域福祉をさらに充実させていきましょう。
(出典:認知症ケアパス作成のための手引き p13-14)
参考文献
―(2013)『認知症ケアパス作成のための手引き』認知症ケアパス作成のための検討委員会.
全国認知症カフェ開催状況
都道府県別実施状況(実施市町村数・認知症カフェ数)平成26年度実績調査
都道府県 | 実施 市町村 (数) | 認知症 カフェ (数) | 都道府県 | 実施 市町村 (数) | 認知症 カフェ (数) | 都道府県 | 実施 市町村 (数) | 認知症 カフェ (数) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道 | 16 | 32 | 石川県 | 10 | 16 | 岡山県 | 7 | 14 |
青森県 | 0 | 0 | 福井県 | 7 | 15 | 広島県 | 9 | 15 |
岩手県 | 6 | 7 | 山梨県 | 3 | 6 | 山口県 | 5 | 7 |
宮城県 | 10 | 39 | 長野県 | 6 | 13 | 徳島県 | 0 | 0 |
秋田県 | 2 | 2 | 岐阜県 | 3 | 6 | 香川県 | 1 | 1 |
山形県 | 7 | 14 | 静岡県 | 0 | 0 | 愛媛県 | 0 | 0 |
福島県 | 0 | 0 | 愛知県 | 1 | 1 | 高知県 | 1 | 1 |
茨城県 | 1 | 1 | 三重県 | 5 | 10 | 福岡県 | 14 | 24 |
栃木県 | 2 | 4 | 滋賀県 | 6 | 12 | 佐賀県 | 0 | 0 |
群馬県 | 1 | 1 | 京都府 | 21 | 73 | 長崎県 | 1 | 1 |
埼玉県 | 25 | 81 | 大阪府 | 16 | 35 | 熊本県 | 10 | 20 |
千葉県 | 11 | 17 | 兵庫県 | 20 | 73 | 大分県 | 2 | 7 |
東京都 | 1 | 3 | 奈良県 | 3 | 3 | 宮崎県 | 6 | 10 |
神奈川県 | 2 | 26 | 和歌山県 | 6 | 7 | 鹿児島県 | 3 | 7 |
新潟県 | 13 | 25 | 鳥取県 | 2 | 4 | 沖縄県 | 3 | 3 |
富山県 | 7 | 13 | 島根県 | 5 | 6 | 計 | 280 | 655 |
全国41都道府県280市町村にて、655の認知症カフェが運営されています。 資料:厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室(平成26年度実績調査) |
全国認知症カフェ設置市町村一覧
全国認知症カフェ設置市町村一覧および実施率(平成26年度)
都道府県 | 実施市町村名 | 実施率(※) | ||
---|---|---|---|---|
北海道 | 砂川市 | 長沼町 | 札幌市 | 8.9% |
当別町 | 小樽市 | 倶知安町 | ||
苫小牧市 | 伊達市 | 豊浦町 | ||
室蘭市 | 新ひだか町 | 函館市 | ||
士別市 | 東川町 | 和寒町 | ||
釧路市 | ||||
青森県 | 0.0% | |||
岩手県 | 奥州市 | 金ヶ崎町 | 矢巾町 | 18.2% |
陸前高田市 | 盛岡市 | 大船渡市 | ||
宮城県 | 柴田町 | 石巻市 | 仙台市 | 28.6% |
川崎町 | 蔵王町 | 大崎市 | ||
東松島市 | 富谷町 | 色麻町 | ||
白石市 | ||||
秋田県 | 秋田市 | 能代市 | 8.0% | |
山形県 | 山形市 | 鶴岡市 | 上山市 | 20.0% |
長井市 | 南陽市 | 山辺町 | ||
金山町 | ||||
福島県 | 0.0% | |||
茨城県 | 牛久市 | 2.3% | ||
栃木県 | 宇都宮市 | 那須烏山市 | 8.0% | |
群馬県 | 高崎市 | 2.9% | ||
埼玉県 | さいたま市 | 川越市 | 熊谷市 | 39.7% |
所沢市 | 飯能市 | 加須市 | ||
本庄市 | 春日部市 | 狭山市 | ||
鴻巣市 | 深谷市 | 朝霞市 | ||
志木市 | 新座市 | 久喜市 | ||
富士見市 | 三郷市 | 蓮田市 | ||
鶴ヶ島市 | ふじみ野市 | 三芳町 | ||
鳩山町 | 皆野町 | 長瀞町 | ||
小鹿野町 | ||||
千葉県 | 千葉市 | 市川市 | 船橋市 | 20.4% |
佐倉市 | 習志野市 | 市原市 | ||
君津市 | 浦安市 | 白井市 | ||
匝瑳市 | 白子町 | |||
東京都 | 目黒区 | 1.6% | ||
神奈川県 | 横浜市 | 相模原市 | 6.1% | |
新潟県 | 新潟市 | 長岡市 | 三条市 | 43.3% |
新発田市 | 見附市 | 燕市 | ||
糸魚川市 | 五泉市 | 佐渡市 | ||
南魚沼市 | 胎内市 | 湯沢町 | ||
関川村 | ||||
富山県 | 高岡市 | 魚津市 | 滑川市 | 46.7% |
黒部市 | 小矢部市 | 南砺市 | ||
上市町 | ||||
石川県 | 金沢市 | 七尾市 | 小松市 | 52.6% |
輪島市 | かほく市 | 白山市 | ||
能美市 | 野々市市 | 宝達志水町 | ||
能登町 | ||||
福井県 | 福井市 | 越前市 | 越前町 | 41.2% |
美浜町 | 高浜町 | あわら市 | ||
鯖江市 | ||||
山梨県 | 中央市 | 山梨市 | 上野原市 | 11.1% |
長野県 | 長野市 | 上田市 | 駒ヶ根市 | 7.8% |
飯田市 | 白馬村 | 松川村 | ||
岐阜県 | 恵那市 | 笠松町 | 美濃加茂市 | 7.1% |
静岡県 | 0.0% | |||
愛知県 | 長久手市 | 1.9% | ||
三重県 | 津市 | 四日市市 | 桑名市 | 17.2% |
松阪市 | 伊賀市 | |||
滋賀県 | 大津市 | 長浜市 | 近江八幡市 | 31.6% |
湖南市 | 東近江市 | 甲良町 | ||
京都府 | 京都市 | 向日市 | 長岡京市 | 80.8% |
大山崎町 | 宇治市 | 城陽市 | ||
八幡市 | 京田辺市 | 井手町 | ||
笠置町 | 和束町 | 精華町 | ||
亀岡市 | 南丹市 | 京丹波町 | ||
舞鶴市 | 綾部市 | 宮津市 | ||
京丹後市 | 伊根町 | 与謝野町 | ||
大阪府 | 堺市 | 岸和田市 | 吹田市 | 37.2% |
高槻市 | 貝塚市 | 泉佐野市 | ||
富田林市 | 寝屋川市 | 河内長野市 | ||
和泉市 | 高石市 | 東大阪市 | ||
泉南市 | 四條畷市 | 門真市 | ||
岬町 | ||||
兵庫県 | 神戸市 | 姫路市 | 尼崎市 | 48.8% |
西宮市 | 伊丹市 | 相生市 | ||
豊岡市 | 加古川市 | 赤穂市 | ||
高砂市 | 養父市 | 淡路市 | ||
宍粟市 | 加東市 | たつの市 | ||
播磨町 | 太子町 | 上郡町 | ||
佐用町 | 香美町 | |||
奈良県 | 大和高田市 | 葛城市 | 広陵町 | 7.7% |
和歌山県 | 海南市 | 紀美野町 | 橋本市 | 20.0% |
和歌山市 | 有田市 | 湯浅町 | ||
鳥取県 | 鳥取市 | 米子市 | 10.5% | |
島根県 | 出雲市 | 浜田市 | 江津市 | 26.3% |
川本町 | 安来市 | |||
岡山県 | 岡山市 | 倉敷市 | 笠岡市 | 25.9% |
総社市 | 新見市 | 真庭市 | ||
和気町 | ||||
広島県 | 広島市 | 竹原市 | 三原市 | 39.1% |
福山市 | 府中市 | 東広島市 | ||
府中町 | 世羅町 | 神石高原町 | ||
山口県 | 宇部市 | 周南市 | 山口市 | 26.3% |
下松市 | 光市 | |||
徳島県 | 0.0% | |||
香川県 | 坂出市 | 5.9% | ||
愛媛県 | 0.0% | |||
高知県 | 中土佐町 | 2.9% | ||
福岡県 | 飯塚市 | 新宮町 | 嘉麻市 | 23.3% |
福智町 | 大刀洗町 | 朝倉市 | ||
大野城市 | 行橋市 | 筑後市 | ||
直方市 | 久留米市 | 大川市 | ||
福岡市 | 那珂川町 | |||
佐賀県 | 0.0% | |||
長崎県 | 佐世保市 | 4.8% | ||
熊本県 | 熊本市 | 水俣市 | 山鹿市 | 22.2% |
菊池市 | 宇城市 | 阿蘇市 | ||
菊陽町 | 甲佐町 | 錦町 | ||
苓北町 | ||||
大分県 | 中津市 | 竹田市 | 11.1% | |
宮崎県 | 宮崎市 | 都城市 | 小林市 | 23.1% |
日向市 | 門川町 | 日之影町 | ||
鹿児島県 | 鹿児島市 | 霧島市 | 奄美市 | 7.0% |
沖縄県 | 与那原町 | 北中城村 | 宮古島市 | 7.3% |
合計 | 280 | 16.1% | ||
※実施率=実施市町村数/管内市町村数 ※管内において認知症カフェの開設を把握している市町村名を掲載 (認知症ケア向上推進事業の活用に関わらない) 資料:厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室 |
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」の構想
認知症を知り地域をつくるキャンペーン
2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。
厚生労働省の「認知症を知り 地域をつくる10ヵ年」の構想のもと、認知症の方とそのご家族を地域の中で支える「地域づくり」をめざしています。民間の有識者や団体を中心とした「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の支援をうけ、平成17年度から全国で展開されています。
みんなで認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域を築いていく運動を推進しています。
認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議宣言
- わたしたちは、認知症を自分のこととしてとらえ、学びます。
- わたしたちは、認知症の人の不安や混乱した気持ちを理解するよう努めます。
- わたしたちは、認知症の人が自由に町に出かけられるよう、応援します。
- わたしたちは、認知症の人や家族が笑顔で暮らしていけるよう、いっしょに考えます。
- わたしたちは、市民や企業人としてできることを行い、安心して暮らせる町づくりをめざします。
認知症サポーター100万人キャラバン
私たちデイサービス昭和館のスタッフは、認知症に対して正しく理解し、偏見をもちません。
認知症の人やそのご家族を温かい目で見守ります。
地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携のネットワークづくりに寄与します。
デイサービス昭和館のスタッフは大阪市キャラバン・メイトとして登録し、活動に参加しています。
認知症サポーターおよびキャラバン・メイトに関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 地域福祉課(大阪市キャラバン・メイト事務局)
電話:06-6765-7273
認知症サポーターの養成と活動の支援
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)では、認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。
認知症サポーターの養成と活動の支援について、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置いています。
デイサービス昭和館は、事業所の休業日に施設の一部を提供し、社会貢献の一環として、認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
オレンジカフェ昭和館では、ボランティア活動としてお手伝いしてくださる方を受け入れしています。
認知症サポーター養成講座を修了して、認知症サポーターとして活躍の場をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。