緊急事態宣言
緊急事態宣言
2020年4月7日、政府により、大阪府全域を対象として、基本的対処方針に基づく期間(令和2年4月7日~5月6日)について、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が発せられました。
大阪府では、生活の維持に必要なものを除くすべてのイベントについて、規模や場所に関わらず、開催の自粛を要請しています。(特措法第24条第9項)
今回の改正特措法は、政令で2021年1月末までが適用期間とされています。
【大阪府】「緊急事態宣言」発令を受けた更なる措置の実施について
「緊急事態宣言」発令を受けた更なる措置の実施について 令和2年4月7日(pdf) |
認知症カフェ(オレンジカフェ)開催自粛のお知らせ
【COVID-19感染拡大防止】認知症カフェの開催を自粛します。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため認知症カフェの開催を自粛しています。
認知症カフェ(オレンジカフェ)開催中止のお知らせ
【COVID-19感染拡大防止】認知症カフェの開催を中止します。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため下記の日程の認知症カフェは中止となりました。
イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ
イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ(厚生労働省)
イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ(厚生労働省)令和2年2月20日(pdf) |
今、府民の皆様に知ってほしいこと
【大阪府】今、府民の皆様に知ってほしいこと
「集う場(認知症カフェ等)」をご存知ですか
大阪市広報 (@osakacity_koho)
【「集う場(認知症カフェ等)」をご存知ですか】
— 大阪市広報 (@osakacity_koho) 2020年2月18日
地域の中で認知症の方やその家族が気軽に立ち寄ることができ、悩み事の相談や情報交換等を通じて孤立予防や介護負担感の軽減をはかることができる場として、「集う場(認知症カフェ等)」の取り組みを支援しています。⇒https://t.co/8NnuzAAO9m pic.twitter.com/YUItVo4Y7S
認知症カフェ(オレンジカフェ)
オレンジカフェ昭和館
認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)
認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)をご存知でしょうか。
認知症施策検討プロジェクトチームが、平成24年6月18日にとりまとめた「今後の認知症施策の方向性について」や、同年8月24日に公表した認知症高齢者数の将来推計などに基づき策定されました。
平成25年度から29年度までの計画の中に、地域での日常生活・家族の支援の強化として、認知症の人やその家族等に対する支援があります。
平成24年度は調査・研究を実施し、平成25年度以降は、「認知症カフェ」(認知症の人とその家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、集う場)の普及などにより、認知症の人やその家族等に対する支援を推進するとしています。
そして、認知症の人やその家族を支援するための各種事業を実施していく上で、中心となる人物が認知症地域支援推進員です。認知症地域支援推進員は、認知症の人ができる限り住み慣れた良い環境で暮らし続けることができるよう、地域の実情に応じて医療機関、介護サービス事業所や地域の支援機関をつなぐ連携支援や認知症の人やその家族を支援する相談業務等を行います。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
わが国の認知症高齢者の数は、2012(平成24)年で462万人と推計されており、2025(平成37)年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれています。
今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。
厚生労働省では、団塊の世代が75歳以上となる2025(平成37)年を見据え、認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指し、平成27年1月27日「認知症施策推進5か年計画」(オレンジプラン)(2012(平成24)年9月厚生労働省公表)を改め、新たに「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)を策定しました。
新しいオレンジプランでは、「認知症の人やその家族を支援」から「認知症の人の介護者への支援」へ基本的な考え方をシフトしています。
認知症の人の介護者への支援を行うことが、認知症の人の生活の質の改善にも繋がるとの観点に立って、特に在宅においては認知症の人のもっとも身近な伴走者である家族など、介護者の精神的身体的負担を軽減する観点からの支援や、介護者の生活と介護の両立を支援する取組を推進しています。
認知症の人の介護者の負担を軽減するため、認知症の人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う認知症カフェ(オレンジカフェ)等の設置を推進するとしていて、認知症地域支援推進員等の企画により地域の実情に応じて実施するという目標が新設されました。
西成区で認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています
大阪市は、認知症の方やその家族が気軽に立ち寄ることができ、「安心できる居場所」「地域住民の相互交流」「認知症の正しい理解」を提供できる場所である集う場(認知症カフェ等)の運営・開催に対し、課題解決のための側面的な支援を行うことで普及を促進し、認知症の方の家族の介護負担感の軽減を図り、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを推進しています。
集う場(認知症カフェ等)の理念
デイサービス昭和館は、集う場(認知症カフェ等)の理念に賛同し、事業所の休業日に施設の一部を提供して、社会貢献の一環として認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
集う場(認知症カフェ等)オレンジカフェ昭和館の情報
名称 | オレンジカフェ昭和館 |
---|---|
参加対象者 | 認知症の人やその家族を中心に、どなたでも自由に参加することができます。 |
開催場所 | 大阪市西成区松3-5-25 (デイサービス昭和館内) |
開催日時 | 毎月第4日曜日の14:00~16:00 |
費用 | 実費(お飲み物と茶菓)100円 |
申し込み | 不要 |
運営スタッフ | 西成区キャラバン・メイト連絡会 |
食品衛生 | 食品衛生責任者を配置しています。 |
加入保険 | ボランティア活動保険 |
オレンジカフェ昭和館は、大阪市へ認知症カフェ開催状況提供書の届出を行っています。
開催当日お昼の時点で大阪市内に「特別警報」「暴風警報」が発令されている場合は中止します。
認知症カフェ チラシ
認知症カフェ チラシ(印刷用PDFデータ)
認知症カフェ チラシ(pdf) |
認知症カフェ開催のきっかけ
オレンジカフェ昭和館のマスター兼ウェイターをデイサービス昭和館の管理者が務めています。
そして、ウェイトレスはデイサービス昭和館の介護職員が手伝っています。
デイサービス昭和館のスタッフが、事業所が休みの日に施設の一部を利用して認知症カフェを開催することになったきっかけは、大阪市社会福祉研修・情報センターで開催された「認知症を理解するための研修会」に参加したことでした。
各地で開催されている認知症カフェの実践報告を見聞きして、私たちの地域でも認知症の人やその家族が集まって交流できる場所の必要性を感じ、やってみようと思ったのです。
認知症地域支援推進員に電話で相談してみたところ、先ずは第一歩を踏み出してみること、そして、無理のない範囲で内容を吟味して実践してみること、というアドバイスをいただきました。
最初の第一歩、そして、無理のない範囲の実践。お言葉ありがとうございました。
私たちは、カフェやサロンの運営といった経験がありませんので、認知症カフェを開催するにあたり、何の不安もないというわけではありません。それでも、初めの第一歩を踏み出して前に進みました。
どうか、取り組む姿勢を見守ってください。頑張ってみようと思う気持ちを応援してください。
認知症カフェの開催状況
認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)の開催状況報告
オレンジカフェ昭和館は、平成27年10月25日(日)に第1回の認知症カフェを開催してから、毎月第4日曜日の開催を継続して、ただいま5年目です。
平成29年度は、大阪市認知症サポーター養成&ステップアップ講座と共同開催しました。
認知症カフェ開催状況報告(1回の開催における参加者人数) | |||
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参加者の内訳 | 最少人数 | 最多人数 | |
認知症の人 | 1名 | 2名 | |
認知症の人の家族 | 1名 | 2名 | |
地域住民 (地域外からの参加者を含む) | 1名 | 5名 | |
専門職等 | 大阪市認知症介護指導者 介護支援専門員 地域支援推進員 介護福祉士など | 4名 | 6名 |
オレンジカフェ昭和館(平成27年10月~平成30年12月) |
認知症カフェ開催状況報告(1回の開催における参加者人数) | |||
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参加者の性別 | 最少人数 | 最多人数 | |
男性 | 1名 | 5名 | |
女性 | 3名 | 7名 | |
オレンジカフェ昭和館(平成27年10月~平成30年12月) |
認知症カフェの実態に関する調査
認知症カフェを運営する上での課題
新オレンジプランで2018年までに全ての市区町村で設置を目指している「認知症カフェ」は、短期間で全国的な広がりを見せている一方、次のような課題や意見等があるようです。
課題1 認知症カフェの開設や継続の具体的な方法を知りたい。
課題2 何をもって認知症カフェとすればいいのかがわからない。
課題3 関係者等(地域住民も含め)への周知や主旨を理解してもらうことに苦労している。
認知症カフェの実態に関する調査研究事業
認知症カフェを運営する上での課題解決のため、平成28年度老人保健健康増進等事業に基づき、認知症介護研究・研修仙台センターによる「認知症カフェの実態に関する調査研究事業」を実施し、次の目的で「認知症カフェ」の実態把握と継続するための様々なアイデアや事例を収集しています。
目的1 現時点での他地域の認知症カフェの実態や工夫や支援方法を共有する。
目的2 認知症カフェのタイプを目的別にある程度の分類を行う。
目的3 継続するための条件、継続が困難な条件などを整理する。
目的4 認知症カフェ等を通じて顔なじみとなったボランティアが、認知症の人の居宅を訪問して一緒に過ごす取り組み(認とも)等発展的な事例について収集する。
一次調査として、平成28年9月26日(月)から10月21日(金)までの期間、市区町村認知症施策担当者向けに認知症カフェの市区町村等の設置および支援状況調査が実施されています。
二次調査は、平成28年11月7日(月)から11月25日(金)までの期間、認知症カフェ企画運営者向けに認知症カフェの実態に関する調査(認知症カフェの設置状況や具体的内容、アイデアを収集する)が実施されています。
調査結果は、都道府県、市区町村、関係機関、認知症カフェ実施運営者調査(二次調査)対象者等に配布され、認知症介護情報ネットワーク(DCnet)には、電子版が掲載されています。また、全国の地域包括支援センター、認知症介護指導者へ掲載案内を送付し周知を図っています。
認知症と診断された方、認知症のことが不安な方に向けたサイト「認知症カフェ・データベース(仮)」を作成することが計画されていましたが、認知症カフェの地域での実施・開催状況をWEB上で確認し参加促進を目的とし、内容は認知症カフェの説明、各市町村自治体の認知症カフェ情報などを含み、これらをWEB地図上への可視化のためのモデルWEBサイトとして「認知症カフェ.COM」が作成されました。
全国の認知症カフェを検索することができます。市町村自治体に掲載されている認知症カフェのみを掲載することとしており、了解が得られているのは、平成29年3月14日現在で351の自治体となっています。
オレンジカフェ昭和館は、厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室および認知症介護研究・研修仙台センターからの協力依頼を受け、厚生労働省の平成28年度老人保健事業推進費等補助金事業「認知症カフェの実態に関する調査研究事業」に協力しています。
調査実施主体・お問い合わせ
宮城県仙台市青葉区国見ヶ丘6-149-1
社会福祉法人東北福祉会
認知症介護研究・研修仙台センター
電話:022-303-7556
認知症カフェセミナー2017
仙台市、認知症介護研究・研修仙台センター共催
新オレンジプランで位置づけられた認知症カフェの課題と現状について考え、これからの家族支援並びに当事者支援の在り方を考える機会を設けることを目的に開催します。
認知症カフェや介護者交流会の企画・運営等に携わっている方、関心のある方ならどなたでも参加できます。
認知症カフェセミナー2017 | |
---|---|
開催日時 | 平成29年1月21日(土)13:00~16:10 |
会場 | ハーネル仙台 2F「松島」(仙台市青葉区本町2-12-7) |
定員 | 先着200名 |
参加費 | 無料 |
認知症カフェセミナー2017に関するお問い合わせ
社会福祉法人東北福祉会 認知症介護研究・研修仙台センター 研究事業室
電話:022-303-7556
食品衛生管理について
食品衛生責任者
「集う場(認知症カフェ等)」の定義(6)茶菓等の提供には、 「参加者の求めに応じ、茶菓等の提供をしてよい。ただし、衛生管理に最大限留意すること。」と表記されています。
オレンジカフェ昭和館では、お飲み物と茶菓の提供をしております。そのため、食品衛生責任者養成講習会を修了したスタッフを配置しています。
食品衛生研修会
オレンジカフェ昭和館の運営スタッフは、公益社団法人大阪食品衛生協会が開催している食品衛生研修会の講習会を受講しています。
食品衛生研修会 | ||||
---|---|---|---|---|
令和元年度 | 日時 | 令和元年11月20日(水) 14:00~16:00 | 令和元年11月26日(火) 14:00~16:00 | |
会場 | 大阪ガス株式会社 ハグミュージアム | 東大阪市文化創造館 小ホール | ||
主催 | 公益社団法人日本食品衛生協会 | |||
共催 | 公益社団法人大阪食品衛生協会 | |||
平成30年度 | 日時 | 平成30年10月17日(水)13:00~17:00 | ||
会場 | 大阪府立大学 I-siteなんば | |||
主催 | 公益社団法人日本食品衛生協会 | |||
共催 | 公益社団法人大阪食品衛生協会 | |||
平成29年度 | 日時 | 平成29年11月21日(火)14:00~16:00 | ||
会場 | 大阪ガス株式会社 ハグミュージアム | |||
主催 | 公益社団法人大阪食品衛生協会 | |||
平成28年度 | 日時 | 平成28年11月17日(木)14:00~16:00 | ||
会場 | 大阪薬業厚生年金基金 薬業年金会館 | |||
主催 | 公益社団法人大阪食品衛生協会 | |||
平成27年度 | 日時 | 平成27年11月20日(金)14:00~16:00 | ||
会場 | 大阪薬業厚生年金基金 薬業年金会館 | |||
主催 | 公益社団法人大阪食品衛生協会 |
食品衛生研修会では、食品衛生知識向上の為に食品関係者等を対象に、食品衛生や食中毒予防についての講習会を開催しています。
お問い合わせ
大阪市中央区伏見町2-4-6大阪薬業クラブ5F
公益社団法人大阪食品衛生協会
電話:06-6227-5390
万が一の事故に備えて
ボランティア活動保険
オレンジカフェ昭和館の運営スタッフは、ボランティア活動保険に加入しています。
日本国内における「自発的な意思により他人や社会に貢献する無償のボランティア活動」で、
下記のいずれかに該当する活動が対象となります。
(グループが社会福祉協議会に登録されていることが必要です。)
ボランティア活動保険に加入するためには、社会福祉協議会への登録が必要です。
補償の種類 | 賠償責任補償・傷害補償 |
---|---|
保険契約者 | 社会福祉法人東京都社会福祉協議会 |
引受保険会社 | 三井住友海上火災保険株式会社 |
細菌性食中毒およびウィルス性食中毒補償特約
O-157などの食中毒による身体の傷害を補償します。
大阪市による側面的支援
認知症カフェ等運営支援事業
認知症高齢者支援施策のひとつとして、認知症の方とその家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、集う場である認知症カフェを普及定着させるため、医療職や法律家等を派遣し、認知症カフェ等の運営支援を行っています。 また、認知症に関する正しい知識と理解の普及を目的として、認知症チェックリストを作成し配付しています。
認知症チェックリスト
認知症は単なるもの忘れとは違います。 認知症にも早期治療で症状を和らげることができるものがあります。 きちんと診断して、適切な対応をすることが非常に大切です。 「あれ、おかしいな?」と思ったら、ご本人やご家族でチェックしてみて、認知症の早期発見のきっかけとしてご活用ください。
認知症チェックリスト(pdf)大阪市 福祉局 高齢者施策部 高齢福祉課 認知症施策グループ |
助成金・補助金
大阪市は、認知症の方やその家族が気軽に立ち寄ることができ、「安心できる居場所」「地域住民の相互交流」「認知症の正しい理解」を提供できる場所である「集う場(認知症カフェ等)」の運営・開催に対し、課題解決のための側面的な支援を行っています。
「集う場(認知症カフェ等)」を自主的に開催・運営する団体に対しての開設助成金や運営補助金の交付はありません。
実施形態
大阪市の認知症対策連携強化事業により配置されている認知症連携担当者(認知症地域支援推進員)が、「集う場(認知症カフェ等)」の運営・開催の側面的支援を行っています。
側面的支援の内容
大阪市の認知症連携担当者(認知症地域支援推進員)が行っている側面的支援の内容は、以下の通りです。
- 情報の収集と提供
開設に向けて参考となる実例や認知症支援制度等についての情報収集を行います。
支援対象団体からの相談を受け、必要な情報提供を行います。 - 開催情報の把握・広報周知支援
支援対象団体の申し出等を取りまとめ、大阪市内の「集う場(認知症カフェ等)」の開催状況の把握を行います。
大阪市が「集う場(認知症カフェ等)」の普及を推進していることおよび支援対象団体の「集う場(認知症カフェ等)」開催を広く周知するため、インターネット上に開催日・開催場所等の掲載を行うサイトを作成します。 - 地域連携支援
支援対象団体と地域の福祉・介護・医療機関との連携のための連絡会の実施など、「集う場(認知症カフェ等)」の運営・開催を推進するための地域連携支援の取り組みを行います。 - 専門職・相談員等の紹介・派遣
「集う場(認知症カフェ等)」がより効果的なものとなるよう、支援対象団体の求めに応じ、認知症連携担当者(認知症地域支援推進員)の参加および開催目的に合わせた専門職・相談員の紹介・派遣を行います。
お問い合わせ
大阪市 福祉局 高齢者施策部 高齢福祉課 認知症施策グループ
電話:06-6208-8051
認知症カフェをはじめる
大阪市が行う側面的支援の対象となる「集う場(認知症カフェ等)」とは
大阪市は、認知症の方とその家族、地域住民等が「集う場(認知症カフェ等)」の普及を推進していますが、大阪市から側面的支援を受けるためには、下記のような手順が必要になります。
大阪市が側面的支援を実施する対象は、次の4項目の全てを満たす団体となります。
- 大阪市内に活動拠点がある団体であること。
- 2名以上で構成する団体であること。
- 認知症高齢者等の支援を行う団体であること。
- 大阪市暴力団排除条例(平成23年大阪市条例第10号)第2条第1号に規定する暴力団でないこと。
「認知症カフェ」の理念である次の4項目の全てに賛同して実施します。
- 認知症の方やその家族が安心できる居場所であること。
- 地域住民の相互交流が図られること。
- 認知症の正しい理解を深め、正しい情報を広めること。
- だれでも自由に気軽に参加できること。
「認知症カフェ」の開催は、次の10項目から1つ以上の項目を目的として実施します。
- 認知症の方やその家族が安心できる居場所
- 認知症の方やその家族と地域住民の相互交流
- 認知症の正しい理解を深め、正しい情報を広める
- 認知症の方やその家族の想いを社会に向けて発信する場
- 若年性認知症の方の居場所づくりと理解へのきっかけ
- 医療・介護・福祉とのつながりによる相談支援
- 地域の人々がお互い関わり合い、集う場所
- 認知症の方の社会参加
- ピアカウンセリング
- ボランティア育成
上記の団体の条件、理念、開催目的については、認知症カフェ開催状況提供書(兼HP掲載申込書)に明記されています。内容を確認した上での申し込みとなります。
各区の認知症地域支援推進員に連絡をして、開催・運営に必要な情報の提供を依頼してください。
活動拠点がある区に認知症初期集中支援チームの配置がされていない場合は、大阪市高齢者相談支援サポートが相談に応じます。
大阪市高齢者相談支援サポート
電話:06-4392-8188
認知症地域支援推進員が、「集う場(認知症カフェ等)」の開催状況、開設に向けて参考となる実例、認知症支援制度について等の説明を行います。
大阪市へ認知症カフェ開催状況提供書(兼HP掲載申込書)の届出を行うと、大阪市のホームページに団体情報の掲載が可能になります。公表について了解されている団体のみ掲載されます。
大阪市は、支援対象団体の求めに応じ、認知症連携担当者(認知症地域支援推進員)の参加および開催目的に合わせた専門職・相談員の紹介・派遣を行っています。ただし、既に大阪市の他事業による金銭的支出を受けている場合は、専門職・相談員の紹介・派遣の対象外となります。
支援対象団体と地域の福祉・介護・医療機関との連携のための連絡会や支援対象団体同士が交流や情報交換を行う認知症カフェ交流会に参加することができます。
平成27年度は、平成28年3月9日(水)大阪市社会福祉研修・情報センター4階に於いて、大阪市域認知症カフェ交流会を開催しています。
認知症地域支援推進員
認知症カフェについてのご相談&問い合わせ先
各区1か所の地域包括支援センターに認知症初期集中支援チームを配置し、認知症初期集中支援業務を実施するとともに、認知症地域支援推進員を配置し、若年性認知症や支援困難症例への対応や地域の認知症対応力向上等に資する業務を行っています。
認知症地域支援推進員は、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)に位置づけられています。認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるように、医療機関、介護サービス、地域の支援機関がスムーズな連携が図れるような支援を行っています。
大阪市認知症初期集中支援チーム | ||
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区名 | 受託法人およびチーム名称 | 認知症地域支援推進員連絡先 |
北区 | 大阪市北区社会福祉協議会 北区オレンジチーム | 北区地域包括支援センター 電話:06-6313-1911 |
都島区 | 社会福祉法人隆生福祉会 都島オレンジチーム | 都島区北部地域包括支援センター 電話:06-6926-3803 |
福島区 | 大阪市福島区社会福祉協議会 あいあいオレンジチーム | 福島区地域包括支援センター 電話:06-6454-6334 |
此花区 | 社会福祉法人大阪暁明館 このはなオレンジチーム | 此花区南西部地域包括支援センター 電話:06-6462-9301 |
中央区 | 社会福祉法人亀望会 中央区オレンジチーム | 中央区北部地域包括支援センター 電話:06-6948-6639 |
西区 | 大阪市西区社会福祉協議会 西区オレンジチーム | 西区地域包括支援センター 電話:06-6539-8248 |
港区 | 社会福祉法人みなと寮 みなとオレンジチーム | 港区南部地域包括支援センター 電話:06-6536-8198 |
大正区 | 恩賜財団済生会支部大阪府済生会 大正区済生会オレンジチーム | 大正区北部地域包括支援センター 電話:06-6552-4954 |
天王寺区 | 大阪市天王寺区社会福祉協議会 天王寺区ゆうあいオレンジチーム | 天王寺区地域包括支援センター 電話:06-6774-3350 |
浪速区 | 大阪市浪速区社会福祉協議会 浪速区オレンジチーム | 浪速区地域包括支援センター 電話:06-6636-6071 |
西淀川区 | 社会福祉法人博陽会 陽だまり西淀川チーム | 西淀川区南西部地域包括支援センター 電話:06-6476-3563 |
淀川区 | 社会福祉法人キリスト教ミード社会舘 淀川区オレンジチーム | 淀川区東部地域包括支援センター 電話:06-6391-3770 |
東淀川区 | 大阪市東淀川区社会福祉協議会 ほほえみオレンジチーム | 東淀川区地域包括支援センター 電話:06-7730-0002 |
東成区 | 社会福祉法人森の宮福祉会 東成区オレンジチーム | 東成区北部地域包括支援センター 電話:06-6747-9811 |
生野区 | 大阪市生野区社会福祉協議会 おかちやまオレンジチーム | 生野区地域包括支援センター 電話:06-6712-3113 |
旭区 | 社会福祉法人清翠会 あさひさんさんオレンジチーム | 旭区東部地域包括支援センター 電話:06-6953-0155 |
城東区 | 大阪市城東区社会福祉協議会 城東区ゆうゆうオレンジチーム | 城東区地域包括支援センター 電話:06-6936-1101 |
鶴見区 | 大阪市鶴見区社会福祉協議会 つるりっぷオレンジチーム | 鶴見区地域包括支援センター 電話:06-6913-9595 |
阿倍野区 | 大阪市阿倍野区社会福祉協議会 あべのオレンジチーム | 阿倍野区地域包括支援センター 電話:06-6628-1300 |
住之江区 | 社会福祉法人健成会 さざんかオレンジチーム | さきしま地域包括支援センター 電話:06-6686-0431 |
住吉区 | 大阪市住吉区社会福祉協議会 住吉るるるオレンジチーム | 住吉区地域包括支援センター 電話:06-6115-8605 |
東住吉区 | 社会福祉法人隆生福祉会 東住吉オレンジチーム | 中野地域包括支援センター 電話:06-6760-7578 |
平野区 | 社会福祉法人永寿福祉会 ひらのオレンジチーム | 長吉地域包括支援センター 電話:06-6769-0015 |
西成区 | 社会福祉法人白寿会 にしなりオレンジチーム | 玉出地域包括支援センター 電話:06-6651-6000 |
認知症地域支援推進員は、認知症の方やその家族等への支援業務や、支援機関に対する専門的助言を行うとともに、区内の医療機関や介護事業所等をはじめとした地域の関係機関の間の連携を図り、地域資源構築の企画調整及び支援機関の認知症対応力向上に資する取り組みを行います。
相談窓口の開設曜日・時間
月~土曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時00分~午後5時00分
お問い合わせ
大阪市 福祉局 高齢者施策部 高齢福祉課 認知症施策グループ
大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
電話:06-6208-8051
認知症高齢者支援の充実
認知症強化型地域包括支援センター運営事業
各区で認知症初期集中支援推進事業を実施する地域包括支援センターを認知症施策の推進拠点と位置付け「認知症強化型地域包括支援センター」とします。認知症強化型地域包括支援センターに「認知症施策推進担当」を配置し、認知症の方への支援にかかる地域ネットワークを活用して、地域の認知症の方の発見力や認知症対応力を強化する仕組みを構築し、地域に潜在する認知症の方の早期把握や適切な支援につなぐ取組みを進めます。
お問い合わせ
大阪市 福祉局 高齢者施策部 高齢福祉課
大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
電話:06-6208-8027
介護家族の悩みやストレス
同居介護者の悩みやストレスの原因の割合(複数回答)
国民生活基礎調査の結果を見ると、「同居家族の介護」が悩みやストレスの原因となっている割合は男性よりも女性の方が多く抱えていることがわかります。
悩みやストレスの原因 | 平成10年 | 平成16年 | 平成19年 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
同居家族の健康・病気 | 34.2% | 38.8% | 43.6% | 41.7% | 67.8% | 75.8% |
同居家族の介護 | 28.0% | 40.1% | 49.2% | 61.0% | ||
自分の健康・病気 | 23.0% | 26.4% | 37.6% | 39.5% | 35.1% | 29.8% |
自分の老後の介護 | 17.1% | 17.8% | 29.2% | 28.7% | ||
資料:国民生活基礎調査(厚生労働省) |
悩みやストレスを抱えている家族介護者の皆様へ
まだ誰にも相談できていないけど、実は誰かに相談したい。
でも、言いたくないこともあるし、知られたくないこともある。
または、悩みを打ち明けたくても、気軽に相談できる場が無いなど、お困りではありませんか?
認知症カフェまで足を運んだけど、相談できずに帰ってきてしまった。といったことはありませんか?
みんなに聞いて欲しい、知って欲しいという人もいると思います。
その逆に、相談相手を限定して話したい人もいると思います。
相談室や会議室を使用して、プライバシーを確保した上で個別に相談をお聞きすることができます。
オレンジカフェ昭和館では、相談しやすい雰囲気づくりに努めております。
どうぞお気軽にお声掛けください。
地域の中で認知症の人やその家族が気軽に立ち寄ることができる。
悩み事の相談や情報交換等を通じて孤立予防や介護負担感の軽減をはかることができる。
集う場(認知症カフェ等)として、オレンジカフェ昭和館がお役にたてるのであれば嬉しく思います。
大阪市認知症介護指導者による認知症介護相談会
認知症介護相談会 | |
---|---|
目的 | 複合的課題を抱える要援助家族の増加に対し、行政機関を含む関係機関へ働きかけ、多職種との緊密な連携を図ることで、適切な介護サービス等につなげます。 |
内容 | 課題が複雑化する世帯へ支援を行う。 |
主催 | |
費用 | 相談無料 |
担当 | 久保田 寛(大阪市認知症介護指導者) |
大阪市介護家族の会連絡会
ご家族に介護が必要になったら「介護家族の会」に参加してみましょう。
介護者の気持ちは、体験した人でないとわからないことが多くあります。
体験者どうしの交流は、ストレスの発散と介護知識を広め情報収集に役立ちます。
大阪市介護家族の会連絡会に関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 福祉部 地域福祉課 権利擁護部門
電話:06-4392-8188
NHK厚生文化事業団
認知症について解説している冊子をお分けいただきました
NHK厚生文化事業団が編集・発行されている冊子「もの忘れが気になるあなたへ」と「家族が認知症と診断されたあなたへ」を、オレンジカフェ昭和館に置かせていただいております。
認知症カフェには、もの忘れが気になる人や家族が認知症と診断された人が訪れます。そういった人へ冊子をお渡ししたいとNHK厚生文化事業団に相談したところ快くお分けいただきました。
認知症カフェ開催日にご希望の人へお渡ししています。部数に限りがございますので、おひとりさま1部とさせていただきます。在庫が無くなった場合は、PDF版冊子を印刷してお渡しいたします。
【もの忘れが気になるあなたへ】 編集発行:NHK厚生文化事業団 2012年12月1日第6版第1刷発行 |
【家族が認知症と診断されたあなたへ】 編集発行:NHK厚生文化事業団 2013年12月1日第5版第1刷発行 |
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送料のみのご負担で直接NHK厚生文化事業団からお分けいただくこともできます。
NHK厚生文化事業団
電話:03-3476-5955(平日の午前10時から午後6時まで)
大阪市認知症カフェ連絡会
平成30年度 大阪市認知症カフェ連絡会
日時 | 平成31年2月14日(木)10:00~12:00 |
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会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター5階 大会議室(大阪市西成区出城2-5-20) |
対象 | 大阪市認知症カフェ代表者 |
内容 | 講師:金田大太 先生 (大阪医市立弘済院附属病院神経内科部長 兼 福祉局高齢者施策部医務副主幹) |
主催 | 大阪市福祉局高齢者施策部高齢福祉課 認知症カフェ担当 |
大阪市福祉局高齢者施策部高齢福祉課
大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
電話:06-6208-8052
平成29年度 大阪市認知症カフェ連絡会
日時 | 平成29年8月30日(水)10:00~12:00 |
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会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター5階 大会議室(大阪市西成区出城2-5-20) |
対象 | 大阪市認知症カフェ代表者 |
内容 | |
主催 | 大阪市福祉局高齢者施策部高齢福祉課 認知症カフェ担当 |
大阪市福祉局高齢者施策部高齢福祉課
大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
電話:06-6208-8052
大阪市域認知症カフェ交流会
平成27年度 大阪市域認知症カフェ交流会
日時 | 平成28年3月9日(水)14:00~16:00 |
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会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター4階(大阪市西成区出城2-5-20) |
対象 | 「認知症カフェ」開催状況提供書の届出がある団体 |
定員 | 1団体3名迄(カフェで活動するボランティア含む) |
内容 | 大阪市福祉局高齢施策部高齢福祉課 松本光司 係長 「本人・家族支援の理解」講座 講師 松本一生 先生(北エリア嘱託医・認知症サポート医) 「交流会・情報交換会」 スーパーバイザー 松本一生 先生(北エリア嘱託医・認知症サポート医) (1)大阪市内の認知症カフェ紹介 (2)参加者同士の交流・情報交換 |
主催 | 大阪市社会福祉協議会(担当:認知症地域支援推進員) |
「認知症カフェ」をもっと身近に
大阪市社会福祉協議会が発行している「大阪の社会福祉」に、認知症対策連携強化事業「認知症カフェ」の推進という特集記事があります。その中で、認知症カフェ連絡会のことについて当時の認知症地域支援推進員のコメントを掲載している箇所がありますので抜粋して下記にご紹介します。
認知症カフェを支援する推進員は3人。それぞれに医療と介護との連携強化や、認知症キャラバンメイト活動への支援など認知症理解を深めるだけでなく、大阪市内に11万人以上生まれている、認知症サポーターなど、新たな社会資源を視野に入れ、活動を積み重ねてきました。これまで培ってきたネットワークや強みを生かして、認知症カフェの運営を後押ししています。
「カフェに訪れる人が、訪れる前に比べて少しでも楽になってもらえるような場であってほしいと願っています。そのためには、それぞれの立場になって思いやる世話人の存在が欠かせません。そのファシリテーター役を担う人向けの講座ができないかと検討中です。また、認知症カフェを開催している団体の交流会を開き、情報共有の場をつくり、いずれは認知症カフェ連絡会が立ち上がるように気運をさらに高めていきたい」」と、3人は話します。
認知症カフェがもっと身近に、地域に根ざしていくことを願って推進員は奔走しています。(出典:大阪の社会福祉 2015.12 第727号 p5)
参考文献
―(2015)『大阪の社会福祉』大阪市社会福祉協議会.
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」の構想
認知症を知り地域をつくるキャンペーン
2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。
厚生労働省の「認知症を知り 地域をつくる10ヵ年」の構想のもと、認知症の方とそのご家族を地域の中で支える「地域づくり」をめざしています。民間の有識者や団体を中心とした「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の支援をうけ、平成17年度から全国で展開されています。
みんなで認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域を築いていく運動を推進しています。
認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議宣言
- わたしたちは、認知症を自分のこととしてとらえ、学びます。
- わたしたちは、認知症の人の不安や混乱した気持ちを理解するよう努めます。
- わたしたちは、認知症の人が自由に町に出かけられるよう、応援します。
- わたしたちは、認知症の人や家族が笑顔で暮らしていけるよう、いっしょに考えます。
- わたしたちは、市民や企業人としてできることを行い、安心して暮らせる町づくりをめざします。
認知症サポーター100万人キャラバン
私たちデイサービス昭和館のスタッフは、認知症に対して正しく理解し、偏見をもちません。
認知症の人やそのご家族を温かい目で見守ります。
地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携のネットワークづくりに寄与します。
デイサービス昭和館のスタッフは大阪市キャラバン・メイトとして登録し、活動に参加しています。
認知症サポーターおよびキャラバン・メイトに関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 地域福祉課(大阪市キャラバン・メイト事務局)
電話:06-6765-7273
認知症サポーターの養成と活動の支援
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)では、認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。
認知症サポーターの養成と活動の支援について、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置いています。
デイサービス昭和館は、事業所の休業日に施設の一部を提供し、社会貢献の一環として、認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
オレンジカフェ昭和館では、ボランティア活動としてお手伝いしてくださる方を受け入れしています。
認知症サポーター養成講座を修了して、認知症サポーターとして活躍の場をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。