企業理念
デイサービス昭和館の運営理念
「心ある介護」 |
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認知症の人の「その人らしさ」を大切にし、「心ある介護」を提供しております。
認知症の人の尊厳を保持し、権利擁護を図り、いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる社会の実現をめざしてまいります。
認知症の人のためのケアマネジメント
すべての人が目指すべきは、認知症の人を問題視したり、問題対応のケアに追われるのではなく、認知症があってもその人らしく生きるための支援を関係者全員が力を合わせて行っていくことです。
デイサービス昭和館では、スタッフ全員が共通の視点を持ち、徹底して利用者本位に立った支援を行っていくために、次の5つの視点を大事にしています。
信頼される企業市民
デイサービス昭和館(以下、当館)は、大阪市西成区で居宅介護サービス事業を開始してから今日まで、多くの人々に支えられながら、地域社会の一員として高齢者の介護に努力を傾注してまいりました。現在、ご利用者様ひとりひとりの生活のお手伝いができるのは、当館を育ててくださった数多くの支援者のお陰であると、深く感謝を致しております。
当館を取り巻くステークホルダーとのコミュニケーションを大切にし、今後とも、ご利用者様からの満足と安心が得られるようなクオリティの高いケアとサービスの提供を心掛けてまいります。地域社会に必要とされ、信頼されてこそ、企業の存在価値があるものと認識し、公正かつ透明性の高い企業活動を行い、地域社会の期待に充分に応え、地域社会との共生を目指します。そして、地域社会の一員としての役割を果たすことで、ステークホルダーから信頼される企業市民であり続けたいと考えています。
企業行動規範
- 倫理法令の遵守
- 法令を遵守し、立法の趣旨に沿って社会倫理に則った企業活動を遂行し、反社会的なものを排します。
- ご利用者様の信頼獲得
- ご利用者様の満足と安心が得られるように、質の高いケアとサービスの提供を行い、信頼を獲得します。
- 自己発現への環境づくり
- 職員ひとりひとりが連帯感を持ち、意欲的に企業活動に参加できる企業風土と環境づくりを行います。
- 企業情報の開示
- 広く社会とオープンなコミュニケーションを行い、積極かつ公正に企業活動の情報を開示します。
- 個人情報等の適正管理
- 個人情報に関する情報の重要性を確認し、関連法令を遵守し、情報の保護・管理を徹底します。
- 地域社会との共生
- 快適で安全な生活に資する社会活動に企業市民として取り組み、継続的に地域の発展に寄与します。
- 管理者の役割
- 管理者は、本規範の実現が自らの役割であることを認識し、率先垂範の上、関係者に周知徹底します。
企業市民活動
企業市民とは、Corporate Citizenの訳語です。企業が、サービスの提供、納税、雇用などの社会的な役割を果たしていくには、企業が存立するための条件となる地域社会の健全な発展が不可欠です。企業も社会を構成する一市民という捉え方をし、社会の一員として地域に役立つ事業活動を積極的に行うことが大切だと考えています。
当館は、高齢者ひとりひとりが住み慣れた地域で自立した生活を安心して営めるように、企業市民活動を展開しています。具体的には、介護予防ポイント事業、いきいき百歳体操、認知症カフェなど、厚生労働省、自治体、社会福祉協議会などとの様々なパートナーシップを通じて、高齢者支援を行っています。
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」の構想
認知症を知り地域をつくるキャンペーン
2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。
厚生労働省の「認知症を知り 地域をつくる10ヵ年」の構想のもと、認知症の方とそのご家族を地域の中で支える「地域づくり」をめざしています。民間の有識者や団体を中心とした「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の支援をうけ、平成17年度から全国で展開されています。
みんなで認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域を築いていく運動を推進しています。
認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議宣言
- わたしたちは、認知症を自分のこととしてとらえ、学びます。
- わたしたちは、認知症の人の不安や混乱した気持ちを理解するよう努めます。
- わたしたちは、認知症の人が自由に町に出かけられるよう、応援します。
- わたしたちは、認知症の人や家族が笑顔で暮らしていけるよう、いっしょに考えます。
- わたしたちは、市民や企業人としてできることを行い、安心して暮らせる町づくりをめざします。
認知症サポーター100万人キャラバン
私たちデイサービス昭和館のスタッフは、認知症に対して正しく理解し、偏見をもちません。
認知症の人やそのご家族を温かい目で見守ります。
地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携のネットワークづくりに寄与します。
デイサービス昭和館のスタッフは大阪市キャラバン・メイトとして登録し、活動に参加しています。
認知症サポーターおよびキャラバン・メイトに関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 地域福祉課(大阪市キャラバン・メイト事務局)
電話:06-6765-7273
認知症サポーターの養成と活動の支援
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)では、認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。
認知症サポーターの養成と活動の支援について、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置いています。
デイサービス昭和館は、事業所の休業日に施設の一部を提供し、社会貢献の一環として、認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
オレンジカフェ昭和館では、ボランティア活動としてお手伝いしてくださる方を受け入れしています。
認知症サポーター養成講座を修了して、認知症サポーターとして活躍の場をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。