大阪市認知症ナビ
大阪市認知症支援ナビ
大阪市認知症アプリ・認知症ナビを公開しました
大阪市は、平成30年3月30日(金曜日)から、大阪市公式アプリ「大阪市認知症アプリ」・大阪市公式ウェブサイト「大阪市認知症ナビ」を公開しました。
大阪市認知症アプリ・大阪市認知症ナビは、認知症の方ご自身だけでなく、ご家族、支援者にもご活用いただきやすいものとなっています。
認知症の相談窓口の周知や認知症に関する正しい知識の普及・啓発により、市民自らの認知症予防の取組みや、認知症の早期発見・早期対応を支援するとともに、アプリ利用による蓄積データの分析や、地域のイベント情報等のタイムリーな配信を行います。
認知症疾患医療センター
大阪市が指定する認知症疾患医療センター
認知症疾患医療センターとは
認知症疾患医療センターとは、地域において認知症に対して進行予防から地域生活の維持まで必要となる医療を提供できる機能体制の構築を図るために、保健医療・介護機関等と連携しつつ、認知症疾患に関する鑑別診断とその初期対応、周辺症状と身体合併症の急性期治療に関する対応、専門医療相談等を実施するとともに、地域保健医療・介護関係者への研修等を行う医療機関です。
大阪市では地域型を3か所、さらに平成29年9月から連携型を3か所加え、計6か所設置しています。
地域型
- 大阪市立弘済院附属病院
〒565-0874 吹田市古江台6-2-1
電話番号:06-6871-8073 - 大阪市立大学医学部附属病院
〒545-8586 大阪市阿倍野区旭町1-5-7
電話番号:06-6645-2896 - ほくとクリニック病院
〒551-0001 大阪市大正区三軒家西1-18-7
電話番号:06-6554-9707(認知症疾患医療センター直通)
連携型
- 医療法人遊心会咲く花診療所
〒532-0011 大阪市淀川区西中島6‐7‐20
電話番号:06-6301-0377 - 社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会野江病院
〒536‐0001 大阪市城東区古市1‐3‐25
電話番号:06-6932-0401 - 医療法人葛本医院
〒546‐0044 大阪市東住吉区北田辺4-11-21
電話番号:06-6719-0929
認知症ケア
認知症介護研究・研修センター
DCnetとは
DC net(ディ・シー・ネット)とは認知症介護研究・研修センター(東京、大府、仙台)が運営する認知症介護に関する認知症介護情報ネットワークの総称です。
厚生労働省の推計によると、要介護(要支援)認定者について「何らかの介護・支援を必要とする認知症がある高齢者」(認知症老人自立度2以上)は2002年で約150万人。2015年までにおおよそ100万人増えて250万人とされています。現在、認知症への取り組みとして医学的視点からの「認知症治療」と並んで重要なのが、認知症高齢者に対する介護、いわゆる「認知症介護」です。
こうしたなか、国の補助事業として平成12年度に「認知症介護研究・研修センター」が設置されました。認知症介護研究・研修センターでは、認知症介護に関する研究を行うとともに、認知症介護に関する研修システムを整備し、認知症介護の専門職員を育成して全国の高齢者施設や在宅サービスの現場にその成果を普及しています。
こういった取り組みのもと、認知症介護に関する情報提供、認知症介護研究の促進、介護職の教育支援などを行うことを目的として新しく構築された情報ネットワークがDC netです。
パーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング(DCM)
DCM(Dementia Care Mapping)について
DCMは安易なハウツーではありません。ゆっくりと確実にパーソン・センタード・ケアに近付いていくツールです。
そのようなDCM法を活用し、私たちが目指すのは、「人と人との誠実なつながりを深め、尊重し合う相互関係をつくることです。
つまり、介護する側・される側の区別なく、「私は必要とされている」と感じられる相互関係をつくることです。
認知症カフェ
オレンジカフェ悠楽
認知症対応型デイサービス悠楽さんが、毎月第2・4木曜日の13時~16時に開催している認知症カフェです。医療・福祉はもちろん、行政や異業種との連携や協力の体制が充実していることもあり、あらゆる相談に対応されています。挽きたての珈琲や手作りパウンドケーキを提供するなど、美味しさにもこだわっておられます。
- Orange Cafe 悠楽
〒557‐0012 大阪市西成区聖天下2-6-1 認知症対応型デイサービス悠楽
電話番号:06-7501-9174
社会福祉協議会
大阪市社会福祉協議会(市社協)
大阪市社会福祉協議会(以下、市社協)は、大阪市における社会福祉事業その他の社会福祉を目的とする事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図ることを目的として、昭和26年5月28日に法人設立されました。
長年住み慣れた地域社会の中で安心して暮らし続けるためには、公的な福祉サービスだけでは解決できない様々な福祉課題があります。
市社協では、住みなれた地域や家庭で暮らし続けたいという高齢者や障がいのある人、子どもたちの願いを実現するため、「一人ひとりの人権が尊重されるやさしさとぬくもりのある福祉によるまちづくり」をめざし、区・ 地域(地区・校下)社会福祉協議会や福祉関係機関・団体と連携協調して、地域福祉・在宅福祉サービスの推進、ボランティア・市民活動の推進、調査・広報啓発活動の推進、大阪市施策の事業受託運営、障がい者支援事業及び介護保険関係事業の実施などを積極的に展開し、地域福祉の推進に取り組んでいます。
区社会福祉協議会(区社協)
区社会福祉協議会(区社協)は、区在宅サービスセンターを主な拠点として、地域福祉活動・ボランティア活動の推進や、困りごとを抱える住民への相談に関する事業などをおこなっています。
行政からの委託事業や、区の特性に応じた独自事業などもあり、事業実施状況は異なる場合がありますが、ご相談を受けて適切な機関におつなぎしています。
地域包括ケアシステム情報提供サイト
介護サービス情報公表システム
介護サービス情報公表システムは、「地域包括ケアシステム」に関連する施策と連動した地域の社会資源を一元的に映し出しながら情報提供すること、介護サービス事業所の情報発信機能を強化するとともにサービス選択に資する情報を充実させることなどにより、国民が適切にサービスを選択し、利活用を促進することが目指されています。
地域包括ケア「見える化」システム
地域包括ケア「見える化」システムは、都道府県・市町村における介護保険事業(支援)計画等の策定・実行を総合的に支援するための情報システムです。
介護保険に関連する情報をはじめ、地域包括ケアシステムの構築に関する様々な情報が本システムに一元化され、かつグラフ等を用いた見やすい形で提供されます。
介護福祉士・認定介護福祉士
公益社団法人 日本介護福祉士会
日本介護福祉士会は、介護福祉士の職業倫理の向上、介護に関する専門的教育及び研究を通して、その専門性を高め、介護福祉士の資質の向上と介護に関する知識、技術の普及を図り、国民の福祉の増進に寄与しています。
一般社団法人 認定介護福祉士 認証・認定機構
認定介護福祉士認証・認定機構は、関係団体との連携のもとに認定介護福祉士の認定事業を創設し、認定介護福祉士の認定及び認定介護福祉士の認定事業の対象となる研修を認証することで、介護福祉士の質の向上を図り、もって我が国における介護サービスの高度化に対する社会的な要請に応えることで、国民の福祉の増進に寄与することを目的としています。
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」の構想
認知症を知り地域をつくるキャンペーン
2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。
厚生労働省の「認知症を知り 地域をつくる10ヵ年」の構想のもと、認知症の方とそのご家族を地域の中で支える「地域づくり」をめざしています。民間の有識者や団体を中心とした「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の支援をうけ、平成17年度から全国で展開されています。
みんなで認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域を築いていく運動を推進しています。
認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議宣言
- わたしたちは、認知症を自分のこととしてとらえ、学びます。
- わたしたちは、認知症の人の不安や混乱した気持ちを理解するよう努めます。
- わたしたちは、認知症の人が自由に町に出かけられるよう、応援します。
- わたしたちは、認知症の人や家族が笑顔で暮らしていけるよう、いっしょに考えます。
- わたしたちは、市民や企業人としてできることを行い、安心して暮らせる町づくりをめざします。
認知症サポーター100万人キャラバン
私たちデイサービス昭和館のスタッフは、認知症に対して正しく理解し、偏見をもちません。
認知症の人やそのご家族を温かい目で見守ります。
地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携のネットワークづくりに寄与します。
デイサービス昭和館のスタッフは大阪市キャラバン・メイトとして登録し、活動に参加しています。
認知症サポーターおよびキャラバン・メイトに関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 地域福祉課(大阪市キャラバン・メイト事務局)
電話:06-6765-7273
認知症サポーターの養成と活動の支援
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)では、認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。
認知症サポーターの養成と活動の支援について、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置いています。
デイサービス昭和館は、事業所の休業日に施設の一部を提供し、社会貢献の一環として、認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
オレンジカフェ昭和館では、ボランティア活動としてお手伝いしてくださる方を受け入れしています。
認知症サポーター養成講座を修了して、認知症サポーターとして活躍の場をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。