文部科学省 特選映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」
ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」
認知症の母と耳の遠い父と離れて暮らす私
AERIAL いま観るシネマ「ぼけますから、よろしくお願いします。」
信友直子(監督)認知症の母と支える父 ユーモアあふれる夫婦愛
Asahi Shimbun Weekly AERA 2018.10.22 79頁「AERIAL いま観るシネマ」より
平成30年9月21日 朝日新聞 朝刊 2面「ひと」
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の監督 信友直子さん
2018年(平成30年)9月21日 朝日新聞 朝刊 2面「ひと」より
ひとり娘 ドキュメンタリー監督
信友直子 Profile
1961年広島県呉市生まれ。1984年東京大学文学部卒業。1986年から映像制作に携わり、フジテレビ「NONFIX」や「ザ・ノンフィクション」で数多くのドキュメンタリー番組を手掛ける。「NONFIX 青山世多加」で放送文化基金賞奨励賞、「ザ・ノンフィクション おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記」でニューヨークフェスティバル銀賞・ギャラクシー賞奨励賞を受賞。他に、北朝鮮拉致問題・ひきこもり・若年認知症・ネットカフェ難民などの社会的なテーマから、アキバ系や草食男子などの生態という現代社会の一面を切り取ってきた。本作が劇場公開映画初監督作品。 |
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」チラシ
カメラを向けて初めて気づいた。両親がお互いを思い合っているということ。
©2018「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会
文部科学省 特別選定映画
特別選定映画
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」は、文部科学省教育映像等審査を申請し、「青年向き」「成人向き」「家庭向き」において、映像作品等の特別選定を受けています。
作品の内容
認知症と診断された80代後半の母を介護する90代の父。その夫婦の姿を娘である「私」が3年以上にわたり記録した。どの家族にも起こり得る普遍的な問題としてとらえたドキュメンタリー。 |
教育映像等審査制度
文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居(以下「映像作品等」という。)について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、あわせて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与することを目的として、教育映像等審査規程に基づいて映像作品等の審査を行っています。
文部科学省 生涯学習政策局 情報教育課
03-5253-4111(代表)
050-3772-4111(IP 電話代表)
映画倫理機構(映倫)
映倫 審査作品
映画倫理機構(映倫)は表現の自由を護り、青少年の健全な育成を目的として映画界が自主的に設立した第三者機関です。
映画倫理機構 審査作品 | |
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審査日 | 2018年8月30日 |
題名 | ぼけますから、よろしくお願いします。 |
区分 | G |
指定理由 | 広島県呉市、認知症と診断された80歳過ぎの母と、介護をする90歳過ぎの父。 二人の生活を娘の「私」がカメラで追いかける。 ドキュメンタリー。 (1時間41分) |
映倫番号 | 121691 |
会社(製作国) 〈配給〉 | ネツゲン(日本) 〈ネツゲン、フジテレビ、関西テレビ〉 |
一般財団法人 映画倫理機構
東京都中央区築地1-4-5 第37興和ビル 4F
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」作品解説
母、87歳、認知症。父、95歳、初めての家事。
広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。結婚もせず仕事に没頭するひとり娘を、両親は遠くから静かに見守っている。
そんな「私」に45歳の時、乳がんが見つかる。めそめそしてばかりの娘を、ユーモアたっぷりの愛情で支える母。母の助けで人生最大の危機を乗り越えた「私」は、父と母の記録を撮り始める。だが、ファインダーを通し、「私」は少しずつ母の変化に気づき始めた…
病気に直面し苦悩する母。95歳で初めてリンゴの皮をむく父。仕事を捨て実家に帰る決心がつかず揺れる「私」に父は言う。「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい」。そして「私」は、両親の記録を撮ることが自分の使命だと思い始め─
©2018「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会
大反響のテレビドキュメンタリー、待望の映画化。
娘である「私」の視点から、認知症の患者を抱えた家族の内側を丹念に描いたドキュメンタリー。2016年9月にフジテレビ/関西テレビ「Mr.サンデー」で2週にわたり特集され、大反響を呼んだ。その後、継続取材を行い、2017年10月にBSフジで放送されると、視聴者から再放送の希望が殺到。本作は、その番組をもとに、追加取材と再編集を行った完全版である。娘として手をさしのべつつも、制作者としてのまなざしを愛する両親にまっすぐに向けた意欲作。
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」予告動画
ぼけます予告Youtube ver
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」推薦コメント
推薦コメント(五十音順)
今井幸充 医師(認知症専門病院 医療法人社団翠会 和光病院 院長)
認知症の妻と90歳を超えた夫との日々の生活を追い続けたドキュメンタリー映画、 なぜかそこには悲壮感、悲哀感はない。 幸せな老夫婦の姿だけが印象に残った心打たれる真実のドラマ。 |
引用:映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」公式サイト
(http://bokemasu.com/)
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」トークショー
トークショー「認知症専門医が見る『ぼけますから、よろしくお願いします。』」
ポレポレ東中野トークショー 2018年11月10日(土)12:30の回 上映後 ゲスト:今井幸充 医師(認知症専門病院 医療法人社団翠会 和光病院 院長) × 信友直子(映画監督) |
ポレポレ東中野
東京都中野区東中野4-4-1
ポレポレ坐ビルB1F
03-3371-0088
認知症ねっと ユッキー先生の認知症コラム
第45回 介護離職
2016年9月11日と18日の2回にわたり、フジテレビMr.サンデーの番組で、現役TVディレクターとして活躍している信友さんが、認知症の母親を自身で取り続けた動画が放映されました。広島に住む両親を世話するには、仕事を辞めざるを得ない、と思い悩む信友さんの様子が、画像を通して伝わってきました。 そこで今回は、介護離職について考えてみたいと思います。親の介護を理由に離職を強いられた働き手は毎年10万人以上とも言われています。そのうちの約8割が女性で、年齢も50歳代の働き盛りで、このような経験豊富な人材が介護離職することは、大きな社会問題と言えます。 |
- 信友さんの場合
- 信友さんの葛藤
- 介護離職のきっかけ
- 介護をシェアするという考えかた
- ユッキー先生のアドバイス
引用:認知症ねっと ユッキー先生の認知症コラム 第45回 介護離職
(https://info.ninchisho.net/column/psychiatry_045)
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」公式サイト
OfficialSite
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」劇場情報(全国)
2018年11月3日(土・祝)からポレポレ東中野ほか全国で順次公開されています。
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」劇場情報(大阪)
大阪では、2018年11月17日(土)から下記の劇場で公開されています。
劇場名 / 連絡先 | 上映期間 |
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シネマート心斎橋 06-6282-0815 | 2018年11月17日(土)~2019年1月18日(金) 【上映終了】 |
第七藝術劇場 06-6302-2073 | 2019年2月9日(土)~2019年3月1日(金) ※2/19(火)休館 【上映終了】 |
淀川文化創造館シアターセブン 06-4862-7733 | 2019年3月10日(日)~2019年3月21日(木) 【上映終了】 |
キャスト・スタッフ
監督・撮影・語り:信友直子
プロデューサー:大島新/濱潤 共同プロデューサー:前田亜紀/堀治樹/山口浩史
編集:目見田健 実景撮影:南幸男 音響効果:金田智子 ライン編集:池田聡 整音:富永憲一
配給宣伝協力:ポレポレ東中野/ウッキー・プロダクション
製作・配給:ネツゲン/フジテレビ/関西テレビ(2018年/日本/102分)
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」シネマート心斎橋 舞台挨拶
シネマート心斎橋「ぼけますから、よろしくお願いします。」舞台挨拶付き上映会
舞台挨拶付き上映会 2018年11月23日(金)14:30の回 上映後 信友直子映画監督/大島新プロデューサー |
大阪シネマート心斎橋
大阪市中央区西心斎橋1-6-14
ビッグステップビル4F
06-6282-0815
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」上映会開催情報(全国)
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」上映会&信友直子映画監督トークショー
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映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」上映会受付中
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の上映会を開いてみませんか?
バリアフリー版(日本語字幕・副音声付)の上映素材もございます。
まずは気軽に資料を取り寄せてみてください。
開催都道府県・団体名・お名前をメールに記載の上、ご送信ください。 |
信友直子映画監督
デイサービス昭和館は、信友直子映画監督を応援しています。
信友直子映画監督の直筆サイン入り色紙(左)
映画のチラシとロバ隊長のペーパークラフトを手にする信友直子映画監督(右)
認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
大阪市認知症サポーター養成講座のオープン講座
大阪市内で開催を予定している認知症サポーター養成講座のオープン講座開催情報を公開しています。
参加には事前の申し込みが必要となります。
オープン講座開催情報(大阪市内で開催を予定している認知症サポーター養成講座) |
参加要件のある講座もあります。確認の上、参加希望の講座担当者までご連絡ください。
大阪市24区の認知症サポーター養成講座の問い合わせ先
オープン講座情報一覧のページに掲載されていない認知症サポーター養成講座の情報については、各区キャラバン・メイト連絡会へ直接お問い合わせください。
24区の連絡先は、下記の大阪市キャラバン・メイト事務局にお問い合わせください。
大阪市キャラバン・メイト事務局
大阪市天王寺区東高津町12-10 大阪市立社会福祉センター2階
電話:06-6765-7273
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」の構想
認知症を知り地域をつくるキャンペーン
2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。
厚生労働省の「認知症を知り 地域をつくる10ヵ年」の構想のもと、認知症の方とそのご家族を地域の中で支える「地域づくり」をめざしています。民間の有識者や団体を中心とした「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の支援をうけ、平成17年度から全国で展開されています。
みんなで認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域を築いていく運動を推進しています。
認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議宣言
- わたしたちは、認知症を自分のこととしてとらえ、学びます。
- わたしたちは、認知症の人の不安や混乱した気持ちを理解するよう努めます。
- わたしたちは、認知症の人が自由に町に出かけられるよう、応援します。
- わたしたちは、認知症の人や家族が笑顔で暮らしていけるよう、いっしょに考えます。
- わたしたちは、市民や企業人としてできることを行い、安心して暮らせる町づくりをめざします。
認知症サポーター100万人キャラバン
私たちデイサービス昭和館のスタッフは、認知症に対して正しく理解し、偏見をもちません。
認知症の人やそのご家族を温かい目で見守ります。
地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携のネットワークづくりに寄与します。
デイサービス昭和館のスタッフは大阪市キャラバン・メイトとして登録し、活動に参加しています。
認知症サポーターおよびキャラバン・メイトに関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 地域福祉課(大阪市キャラバン・メイト事務局)
電話:06-6765-7273
認知症サポーターの養成と活動の支援
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)では、認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。
認知症サポーターの養成と活動の支援について、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置いています。
デイサービス昭和館は、事業所の休業日に施設の一部を提供し、社会貢献の一環として、認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
オレンジカフェ昭和館では、ボランティア活動としてお手伝いしてくださる方を受け入れしています。
認知症サポーター養成講座を修了して、認知症サポーターとして活躍の場をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。