大阪市認知症サポーター養成講座
“認知症になっても安心して暮らせるまち”をめざして
認知症サポーターとは
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
認知症サポーター養成講座は、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小、中、高等学校の生徒など様々な方に受講いただいています。
認知症サポーターに期待されること
- 認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
- 認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
- 近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
- 地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
- まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
認知症サポーター養成講座
認知症サポーター養成講座は、地域や職域団体等で、住民講座、ミニ学習会として開催しています。
受講を希望される場合は、在住・在勤・在学の自治体事務局へお問い合わせください。
自治体事務局連絡先(サポーター講座実施主体)http://www.caravanmate.com/office/ |
大阪市認知症サポーター養成講座のオープン講座
大阪市内で開催を予定している認知症サポーター養成講座のオープン講座開催情報を公開しています。
参加には事前の申し込みが必要となります。
オープン講座開催情報(大阪市内で開催を予定している認知症サポーター養成講座) |
参加要件のある講座もあります。確認の上、参加希望の講座担当者までご連絡ください。
大阪市24区の認知症サポーター養成講座の問い合わせ先
オープン講座情報一覧のページに掲載されていない認知症サポーター養成講座の情報については、各区キャラバン・メイト連絡会へ直接お問い合わせください。
24区の連絡先は、下記の大阪市キャラバン・メイト事務局にお問い合わせください。
大阪市キャラバン・メイト事務局
大阪市天王寺区東高津町12-10 大阪市立社会福祉センター2階
電話:06-6765-7273
認知症サポーター等養成事業実施要綱
「認知症サポーター等養成事業の実施について」の一部改正について
厚生労働省は、「認知症サポーター等養成事業の実施について」(平成18年7月12日老計発第0712001号厚生労働省老健局計画課長通知)を一部改正し、平成21年4月1日から適用しています。
認知症サポーター養成研修事業(認知症サポーター養成講座)
目的
地域や職域において認知症の人と家族を支える認知症サポーターを養成することを目的とする。
対象者
地域、職域、学校等において、認知症の人と家族を支える意欲を持つ者であって、実施主体が適当と認めた者。
なお、本事業は、一般の住民等を対象としたものであることから、介護サービス事業者が従事者に対して実施する研修は、認知症サポーター養成講座として位置づけることはできないものとする。
研修内容・時間等
研修時間は概ね90分程度とし、キャラバン・メイトが研修を実施する。
研修カリキュラム(例)
研修内容 | 標準時間 |
---|---|
60分 | |
30分 |
その他
- 認知症サポーター養成講座修了者には、キャラバン・メイトを通じ、サポーターの証となる「オレンジリング」を交付するものとする。
- キャラバン・メイトは、認知症サポーター養成講座修了後、サポーター養成数を把握し、実施主体に報告するものとする。
大阪市の認知症サポーター数
自治体・地域における養成数(自治体型)
大阪市は、認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者である認知症サポーターを養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。
大阪市では、延べ221,566の認知症サポーターを養成しています。(令和2年3月31日現在)
大阪市の認知症サポーター数(単位:人) | |||
---|---|---|---|
実施報告書による集計基準日 | 認知症サポーター数 | ||
令和2年3月31日 | 221,566 | ||
令和元年12月31日 | 214,770 | ||
令和元年9月30日 | 208,205 | ||
令和元年6月30日 | 203,541 | ||
平成31年3月31日 | 200,130 | ||
平成30年12月31日 | 193,465 | ||
平成30年9月30日 | 187,547 | ||
平成30年6月30日 | 182,870 | ||
平成30年3月31日 | 180,104 | ||
平成29年12月31日 | 173,813 | ||
平成29年9月30日 | 166,892 | ||
平成29年6月30日 | 161,994 | ||
平成29年3月31日 | 157,712 | ||
平成28年12月31日 | 152,104 | ||
平成28年9月30日 | 144,989 | ||
平成28年6月30日 | 140,209 | ||
平成28年3月31日 | 136,113 | ||
平成27年12月31日 | 130,214 | ||
平成27年9月30日 | 123,931 | ||
全国キャラバン・メイト連絡協議会(提出された実施報告書に基づく認知症サポーター数) |
全国キャラバン・メイト連絡協議会
東京都新宿区市谷田町2-7-15近代科学社ビル4階
電話:03-3266-0551
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」の構想
認知症を知り地域をつくるキャンペーン
2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。
厚生労働省の「認知症を知り 地域をつくる10ヵ年」の構想のもと、認知症の方とそのご家族を地域の中で支える「地域づくり」をめざしています。民間の有識者や団体を中心とした「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の支援をうけ、平成17年度から全国で展開されています。
みんなで認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域を築いていく運動を推進しています。
認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議宣言
- わたしたちは、認知症を自分のこととしてとらえ、学びます。
- わたしたちは、認知症の人の不安や混乱した気持ちを理解するよう努めます。
- わたしたちは、認知症の人が自由に町に出かけられるよう、応援します。
- わたしたちは、認知症の人や家族が笑顔で暮らしていけるよう、いっしょに考えます。
- わたしたちは、市民や企業人としてできることを行い、安心して暮らせる町づくりをめざします。
認知症サポーター100万人キャラバン
私たちデイサービス昭和館のスタッフは、認知症に対して正しく理解し、偏見をもちません。
認知症の人やそのご家族を温かい目で見守ります。
地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携のネットワークづくりに寄与します。
デイサービス昭和館のスタッフは大阪市キャラバン・メイトとして登録し、活動に参加しています。
認知症サポーターおよびキャラバン・メイトに関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 地域福祉課(大阪市キャラバン・メイト事務局)
電話:06-6765-7273
認知症サポーターの養成と活動の支援
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)では、認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。
認知症サポーターの養成と活動の支援について、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置いています。
デイサービス昭和館は、事業所の休業日に施設の一部を提供し、社会貢献の一環として、認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
オレンジカフェ昭和館では、ボランティア活動としてお手伝いしてくださる方を受け入れしています。
認知症サポーター養成講座を修了して、認知症サポーターとして活躍の場をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。