にしなりオレンジチーム
認知症のご相談は「にしなりオレンジチーム」へ
にしなりオレンジチーム(認知症初期集中支援チーム)
認知症になっても住み慣れた環境で暮らし続けられるよう、医療・介護福祉の専門職がチームを組み、医療機関の受診や介護サービスにつなげるために、かかわりの初期段階での支援を集中的に行います。
また、若年性認知症の方への支援や地域の認知症対応力向上への取組みを実施します。
対象となる方
40歳以上で、在宅で生活しており、次のいずれかに該当する方
1 医療サービス、介護サービスを受けていない者、または中断している者で次のいずれかに該当する方
2 医療サービス、介護サービスを受けているが認知症の行動・心理症状が顕著なため、対応に苦慮している方
相談窓口の開設曜日・時間
月~土曜日(日祝・年末年始を除く)午前9時~午後5時30分
問い合わせ先
事業受託先:玉出地域包括支援センター(社会福祉法人白寿会)
西成区南津守7-12-32
電話:06-6651-6000
認知症初期集中支援推進事業
医療と福祉の専門職チームがスピーディに対応
大阪市では、認知症についての普及啓発、早期診断・早期対応のための体制づくり、認知症を支援するネットワークの核となる認知症サポート医の養成、医療と介護・福祉の連携強化、認知症介護者への支援、認知症の高齢者にやさしい地域づくりなど、認知症の人を支えるためのさまざまな取り組みが進められています。
平成30年度の重点事業のひとつは「認知症初期集中支援推進事業」です。この事業は、認知症の早期発見・早期診断・早期対応に向けた支援を行うため、医療、介護・福祉専門職と認知症診療の経験豊富な医師で構成する「認知症初期集中支援チーム」を各区1か所の地域包括支援センターに設置し、認知症の方やその家族を訪問し初期の適切な支援を行っています。さらに、各区に認知症地域支援推進員を配置し、若年性認知症の方や支援困難症例に対する支援を行うほか、認知症カフェに対する側面的な支援などを行い、地域における認知症高齢者とその家族の支援体制の構築を目指しています。
更に、認知症初期集中支援チームを配置している各区1か所の地域包括支援センターを、認知症施策の推進拠点の役割を担う「認知症強化型地域包括支援センター」と位置付け、地域と連携して認知症高齢者等の早期発見や早期支援につなげるための取り組みを進めています。
(出典:ウェルおおさか【Vol.114】2018年6月号「認知症の人とささえ合うまち」p1)
平成30年度認知症初期集中支援チームにおける成果、課題と対応について
課題
平成30年度末時点における潜在的な認知症高齢者数は約30,000人であると推測されている。
各区の認知症初期集中支援チームがあらゆる手段を講じて、機会あるごとに普及・啓発を行い、対象者情報の把握に努めているが、支援件数は横ばいとなっている。
軽度認知障がいや認知症初期段階の場合、日常生活に大きな支障をきたさないことから、本人の気づきが遅れ、家族や周囲の人々も現状を認めたくないという意識が働き、自発的な相談につながりにくいため、あらゆる世代や立場の人に対して、認知症について正しい理解を啓発し、チームや地域包括支援センターに繋いでもらう取り組みを進める必要がある。
令和元年度の対応
引き続き、様々な機会を通じ認知症の相談窓口を周知するとともに、各種啓発用媒体を活用し、認知症初期集中支援推進事業の更なる普及・啓発に努める。
また、認知症チェックなどを搭載した「認知症アプリ」の普及促進、「認知症サポーター」による地域活動促進等により、認知症の理解や支援事業について、あらゆる世代や立場の人に周知を図る。
また、認知症強化型地域包括支援センターが、認知症施策推進会議において地域課題を把握・分析し、それぞれの地域課題に応じた対応策を講じることにより更なる支援件数の増加を図る。
出典:令和元年度 大阪市地域包括支援センター運営協議会 第1回 令和元年7月3日(水)配布資料
(出典:平成30年度 認知症初期集中支援推進事業 実績集計 平成30年4月1日~31年3月末時点)
大阪市 福祉局 高齢者施策部 高齢福祉課 認知症施策グループ
大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
電話:06-6208-8051
平成31年度地域包括支援センター業務内容
認知症強化型地域包括支援センター
認知症初期集中支援推進事業
各区において構築してきた認知症の方を支援するネットワークを活用しながら医療、介護・福祉の専門職が初期集中支援業務を実施する。
関係機関の連携体制強化や地域資源構築並びに地域の認知症対応力向上に向け、若年性認知症の方への支援、認知症カフェへの側面的な支援等を実施する。
認知症強化型地域包括支援センター運営
認知症初期集中支援推進事業を実施するセンターを認知症施策の推進拠点と位置付け、認知症施策推進会議の開催などにより、地域の認知症対応力の強化を図る。
出典:平成31年度 大阪市地域包括支援センター運営協議会 第4回 平成31年2月25日(月)配布資料
(出典:平成31年度 地域包括支援センターの体制強化のための増配置について)
大阪市 福祉局 高齢者施策部 高齢福祉課 認知症施策グループ
大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
電話:06-6208-8051
大阪市の認知症初期集中支援チームの活動方針
認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けられるために、認知症初期集中支援チームを地域包括支援センターに設置し、各区(日常生活圏域)において構築してきた認知症の方を支援するネットワークを活用し、広報・普及啓発及び初期集中支援業務等を実施することによって認知症初期の方を適切な支援機関に結び付ける。
この取り組みをもって、ネットワークの早期発見・早期診断・早期支援機能が自律的に機能し、認知症の方を支援する地域の体制を構築することを目的とする。
(出典:大阪市認知症初期集中支援チーム 事業実施の手引き 平成30年4月)
認知症のことでお困りの方へ 私たちが、ご本人・ご家族をサポートします
最近、あなたやご家族にこんなことはありませんか?
にしなりオレンジチーム(認知症初期集中支援チーム)の活動
西成区認知症初期集中支援推進事業実績集計
にしなりオレンジチームより、これまでの活動実績が報告されました。
お問い合わせ
にしなりオレンジチーム
玉出地域包括支援センター(社会福祉法人白寿会)
西成区南津守7-12-32
電話:06-6651-6000
楽しみながら、正しく知ろう認知症予防
いつまでも健やかでいきいきした毎日が続くように、認知症予防について、みんなで一緒に学びませんか?
平成29年度 健康づくり展(ひろ)げる講座 | ||
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対象 | 西成区内在住の方で講座に6回以上出席できる方 | |
場所 | 西成区役所2階 集団検診室 | |
第1回 | 日時 | 平成29年10月2日(月)13時30分~15時30分 |
内容 | 開講式、「もしかして認知症?症状・治療・予防について」 | |
講師 | 医師・保健師 | |
第2回 | 日時 | 平成29年10月11日(水)13時30分~15時30分 |
内容 | 西成区民の健康状態を知ろう! | |
講師 | 保健師 | |
第3回 | 日時 | 平成29年10月20日(金)13時30分~15時30分 |
内容 | お口のケアで認知症を予防しよう | |
講師 | 歯科衛生士 | |
第4回 | 日時 | 平成29年10月26日(木)13時30分~15時30分 |
内容 | 地域で支えあって認知症予防 | |
講師 | 玉出地域包括支援センター にしなりオレンジチーム | |
第5回 | 日時 | 平成29年11月6日(月)13時30分~15時30分 |
内容 | 認知症に効果的なレクリエーション | |
講師 | 臨床セラピスト | |
第6回 | 日時 | 平成29年11月13日(月)13時30分~15時30分 |
内容 | 認知症予防によい食事 | |
講師 | 栄養士 | |
第7回 | 日時 | 平成29年11月17日(金)13時30分~15時30分 |
内容 | やってみよう!百歳体操、自宅でできるストレッチ | |
講師 | 健康運動指導士 | |
第8回 | 日時 | 平成29年11月22日(水)13時30分~15時30分 |
内容 | 閉講式、修了生の活動紹介 | |
講師 | 保健師・旭の会会員 |
健康づくり展(ひろ)げる講座に関するお問い合わせ
西成区保健福祉センター保健福祉課(地域保健活動)2階22番窓口
電話:06-6659-9968
認知症チェックリスト
ひょっとして認知症かな?気になり始めたらチェックしてみましょう
認知症は単なるもの忘れとは違います。認知症にも早期治療で症状を和らげることができるものがあります。きちんと診断して、適切な対応をすることが非常に大切です。「あれ、おかしいな?」と思ったら、ご本人やご家族でチェックしてみて、認知症の早期発見のきっかけとしてご活用ください。
認知症チェックリスト(pdf)大阪市 福祉局 高齢者施策部 高齢福祉課 認知症施策グループ |
お問い合わせ
大阪市 福祉局 高齢者施策部 高齢福祉課 認知症施策グループ
電話:06-6208-8051
見守り相談室
認知症高齢者等の行方不明時の早期発見
事前に登録をされた認知症高齢者及び認知症の疑い等により徘徊の恐れがある方が行方不明となった場合、早期発見・保護のため、地域の協力者に捜索依頼メールまたはファックスを配信します。
お問い合わせ
西成区見守り相談室(西成区社会福祉協議会)
電話:06-4967-4682
大阪市認知症サポーター養成講座のオープン講座
大阪市内で開催を予定している認知症サポーター養成講座のオープン講座開催情報を公開しています。
参加には事前の申し込みが必要となります。
オープン講座開催情報(大阪市内で開催を予定している認知症サポーター養成講座) |
参加要件のある講座もあります。確認の上、参加希望の講座担当者までご連絡ください。
大阪市24区の認知症サポーター養成講座の問い合わせ先
オープン講座情報一覧のページに掲載されていない認知症サポーター養成講座の情報については、各区キャラバン・メイト連絡会へ直接お問い合わせください。
24区の連絡先は、下記の大阪市キャラバン・メイト事務局にお問い合わせください。
大阪市キャラバン・メイト事務局
大阪市天王寺区東高津町12-10 大阪市立社会福祉センター2階
電話:06-6765-7273
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」の構想
認知症を知り地域をつくるキャンペーン
2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。
厚生労働省の「認知症を知り 地域をつくる10ヵ年」の構想のもと、認知症の方とそのご家族を地域の中で支える「地域づくり」をめざしています。民間の有識者や団体を中心とした「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の支援をうけ、平成17年度から全国で展開されています。
みんなで認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域を築いていく運動を推進しています。
認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議宣言
- わたしたちは、認知症を自分のこととしてとらえ、学びます。
- わたしたちは、認知症の人の不安や混乱した気持ちを理解するよう努めます。
- わたしたちは、認知症の人が自由に町に出かけられるよう、応援します。
- わたしたちは、認知症の人や家族が笑顔で暮らしていけるよう、いっしょに考えます。
- わたしたちは、市民や企業人としてできることを行い、安心して暮らせる町づくりをめざします。
認知症サポーター100万人キャラバン
私たちデイサービス昭和館のスタッフは、認知症に対して正しく理解し、偏見をもちません。
認知症の人やそのご家族を温かい目で見守ります。
地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携のネットワークづくりに寄与します。
デイサービス昭和館のスタッフは大阪市キャラバン・メイトとして登録し、活動に参加しています。
認知症サポーターおよびキャラバン・メイトに関するお問い合わせ
大阪市社会福祉協議会 地域福祉課(大阪市キャラバン・メイト事務局)
電話:06-6765-7273
認知症サポーターの養成と活動の支援
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)では、認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。
認知症サポーターの養成と活動の支援について、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置いています。
デイサービス昭和館は、事業所の休業日に施設の一部を提供し、社会貢献の一環として、認知症カフェ(オレンジカフェ昭和館)を開催しています。
オレンジカフェ昭和館では、ボランティア活動としてお手伝いしてくださる方を受け入れしています。
認知症サポーター養成講座を修了して、認知症サポーターとして活躍の場をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。